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クイーンエリザベスⅡ世C(G1・芝2000メートル)は、香港競馬のシーズン下半期における中距離王者決定戦。2022年に崩御されたイギリスのエリザベス女王が香港のハッピーバレー競馬場に来訪されたことを記念して1975年に創設され、2001年にG1に格付けされた。現在はチャンピオンズマイル(G1・芝1600メートル)、チェアマンズスプリントプライズ(G1・芝1200メートル)とともに、3つのG1を1日でまとめて行う春のビッグイベントとして2018年に創設された「チャンピオンズデー」のメインレースという位置付けにもある。
これまで2001年に優勝したドイツのシルヴァノ、2007年と2010年に制した地元のヴィヴァパタカ、同じく香港調教馬で2022年、2023年と連勝中のロマンチックウォリアーなど数多くのトップホースが優勝。日本調教馬の活躍も目立っており、2002年、2003年と連覇したエイシンプレストンのほか、2012年にルーラーシップ、2017年にネオリアリズム、2019年にウインブライト、そして日本調教馬が1着から4着までを占めた2021年にはラヴズオンリーユーが制している。
文:秋山 響(TPC)
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