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2001年に創設されたチャンピオンズマイル(G1・芝1600メートル)は、香港競馬の下半期におけるマイル最強馬を決めるレース。現在ではクイーンエリザベスⅡ世C(G1・芝2000メートル)、チェアマンズスプリントプライズ(G1・芝1200メートル)とともに、2018年に創設された香港競馬における春の祭典である「チャンピオンズデー」の看板レースにもなっている。
香港調教馬以外にも門戸が開かれたのは2005年のこと。日本からコスモバルク、イギリスから英1000ギニー馬アトラクションも参戦(それぞれ10着、11着)したこの年のレースは、デビューから17連勝中だった地元のサイレントウィットネスが同じA.クルーズ厩舎のブリッシュラックに差されて2着に敗れるという波乱の結末となった。G1に認定されたのは2007年で、以降、2008年のグッドババ、2015年のエイブルフレンド、2018年、2019年連覇のビューティージェネレーション、そして2021年、2022年、2023年と3連覇中のゴールデンシックスティなど香港を代表するトップマイラーが優勝。海外調教馬では2014年に南アフリカのヴァライエティクラブが初勝利を挙げ、2016年には日本のモーリスが制している。
文:秋山 響(TPC)
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