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用語
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乗り役ともいう。戦前は調教師の門を叩いて修行し、騎手となっていったが、戦後は、調教師のもとで修行した者が一週間ほどの講習を2、3回受講したうえで騎手免許試験を受ける短期講習制度(1948年から)と、日本中央競馬会馬事公苑で募集する2年課程の講習を終了してから騎手免許試験を受ける長期講習制度(1950年から)に分かれていた。1982年馬事公苑白井分苑の地に競馬学校がつくられてからは、長期講習制度に一本化され養成期間は3年間となった。なお、騎手免許試験は受検資格の要件を満たせば誰でも受験することが可能。
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競走に関し、騎手が馬主又は調教師から騎乗依頼を受けるにあたり、騎手本人に代わって騎乗依頼の受付や承諾等を行なう者のこと。1名の騎乗依頼仲介者が担当できる騎手の人数に、制限(3名+若手騎手1名)を設けている。
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登録された馬主が1頭の競走馬を共有すること。中央競馬では最大10名まで認められている。「一口馬主」と言われているのは、いわゆる「クラブ法人」馬主が所有する競走馬に出資している「会員」のことで、共有馬主ではない。
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馬主、生産者、厩舎関係者(調教師、調教助手、騎手、厩務員など)、獣医師、装蹄師、JRAとその関係団体のスタッフなどの競馬関係者のことを「競馬サークル」と呼ぶ。競馬に関係する報道関係者(記者、トラックマン、カメラマン、ライターなど)を加えて、より広い意味で「競馬サークル」と呼ぶこともある。
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JRAは、スポーツを通じて国際親善に貢献するため、欧米先進国をはじめオーストラリアなど各国と、馬、騎手の交流を行なっている。1955年に英国ジョッキークラブと騎手に対する制裁の相互実施協定を結んだのを皮切りに、米国の州競馬委員全国協会年次総会、パリ国際競馬会議など多くの海外競馬会議に参加。1960年には、アジア競馬会議を提唱し、成功を収めている。1981年に創設されたジャパンカップは、一流馬が集う最高峰の競走のひとつとして世界から高い評価を受けている。さらに、ジャパンカップは、1999年に設立された「競馬のF1」とも言える世界の超一流競走で構成されたワールドシリーズレーシングチャンピオンシップに参加。一方、海外のレースに出走する馬に注目すると、1959年にハクチカラが初めて米国西海岸に遠征し、ワシントンバースデーハンデに優勝。1998年にはシーキングザパールがモーリス・ド・ゲスト賞(仏GⅠ)、タイキシャトルがジャックルマロワ賞(仏GⅠ)を制し、翌99年にはエルコンドルパサーがサンクルー大賞典(仏GⅠ)を制覇した。さらに、2001年の香港国際競走ではステイゴールドが香港ヴァーズ、エイシンプレストンが香港マイル、そして香港カップをアグネスデジタルが優勝するという快挙。エイシンプレストンは翌年にも香港のクイーン・エリザベスⅡ世Cを制している。こうした快挙は海外のマスコミにも大きく取り上げられ、日本馬は世界から熱い視線を集めるようになった。
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初めて障害競走に騎乗した日から5年を経過しておらず、障害競走における勝利度数が20回以下の騎手。平地競走のみ騎乗していた騎手が新たに障害競走に参入しやすい環境とするために、特別競走以外の障害競走で、障害競走新規騎乗騎手の負担重量を軽減する減量制度がとられている。
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美浦・栗東の両トレーニング・センターで取材している競馬新聞の記者のこと。調教スタンドから調教内容を確認し、計測した調教タイムや厩舎関係者を取材したコメントなどのデータをまとめ、二重丸(◎)、丸(〇)といった予想印を付けて勝馬予想を提供している。競馬中継や競馬番組に出演して、解説や予想、パドック診断などを担当するトラックマンもいる。