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ドバイワールドカップ(G1・ダート2000メートル)は、5つのG1を含む8つのサラブレッドによる重賞を行う「ドバイワールドカップデー」におけるメインレース。ダートにおける世界最高峰のひとつで、その総賞金1200万アメリカドル(約16億9200万円。1アメリカドル=141円で換算)は、ダートではサウジアラビアのサウジカップ(G1)の同2000万アメリカドルに次ぐ世界第2位を誇る。
ドバイワールドカップは1996年に当時の世界最高賞金レース(総賞金400万アメリカドル)としてナドアルシバ競馬場でスタート。初回を前年のアメリカ年度代表馬シガー、2回目を前年のジャパンカップの勝ち馬であるシングスピールが優勝すると、その翌年(1998年)にはリステッドから一気にG1に昇格となった。
その後、2010年にはナドアルシバ競馬場(廃場)から現在のメイダン競馬場へと開催場が移動。同時にダートからオールウェザーに変更となったが、2015年からは再びダートに戻った。なお、2020年のレースはコロナ禍にあって取り止めとなった。
日本調教馬はオールウェザーでの開催だった2011年にヴィクトワールピサとトランセンドがワンツーフィニッシュを達成。ダートでも2023年にウシュバテソーロが追い込みを決めて優勝している。
文:秋山 響(TPC)
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