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ドバイゴールデンシャヒーン(G1・ダート1200メートル)は、UAE(アラブ首長国連邦)におけるダート短距離王者決定戦。総賞金の200万アメリカドル(約2億8200万円・1アメリカドル=141円で換算)は、ダートの1200メートルもしくは6ハロン戦としてはアメリカのブリーダーズカップスプリントと並ぶ世界最高となっている。
ドバイゴールデンシャヒーンは1993年にガルフニュースSとして創設。当時はダート1000メートル戦(直線)で、12月の開催だった。翌1994年にはナドアルシバスプリントに名称変更。1996年にはドバイワールドカップデー当日に移され、距離も現在のダート1200メートルに延長された。現在のレース名に変わったのは2000年のことで、その2年後にはG1格付けを得た。
その後、2010年にはナドアルシバ競馬場からメイダン競馬場へと開催場が移ったことに伴い、直線レースから左回りのレースに変更。同時にダートからオールウェザーに変わったが、2015年にダートに戻されている。
ダートに回帰後は、アメリカ調教馬の活躍が目立っており、8度の開催で2017年、2018年と連覇したマインドユアビスケッツや2023年に制したシベリウスを含む6勝(2020年はコロナ禍で取り止め)。日本調教馬は2019年のマテラスカイ、2021年と2022年のレッドルゼルの2着が最高着順となっている。
文:秋山 響(TPC)
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