海外競馬発売
3月26日(火曜) 時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
SIBELIUS(USA)
せん6歳 J.オドワイヤー厩舎
通算24戦9勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2024年2月10日 |
タンパベイダウンズ
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ダート1,200メートル | ペリカンS(リステッド) | 1着 | |
2023年12月23日 |
ガルフストリームパーク
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ダート1,400メートル | ミスタープロスペクターS(G3) | 1着 | PLAY |
2023年10月6日 |
キーンランド
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ダート1,200メートル | 米フェニックスS(G2) | 5着 | |
2023年7月29日 |
デルマー
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ダート1,200メートル | ビングクロスビーS(G1) | 7着 | |
2023年6月3日 |
チャーチルダウンズ
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ダート1,200メートル | アリスティディスS(リステッド) | 4着 |
NAKATOMI(USA)
せん5歳 W.ウォード厩舎
通算16戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2024年2月10日 |
タンパベイダウンズ
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ダート1,200メートル | ペリカンS(リステッド) | 3着 | |
2023年11月4日 |
サンタアニタパーク
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ダート1,200メートル | ブリーダーズカップスプリント(G1) | 3着 | PLAY |
2023年10月6日 |
キーンランド
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ダート1,200メートル | 米フェニックスS(G2) | 2着 | |
2023年7月16日 |
サラトガ
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ダート1,400メートル | 3歳以上条件 | 1着 | |
2023年5月20日 |
ピムリコ
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ダート1,200メートル | メリーランドスプリントS(G3) | 3着 |
2歳時(2021年)からサラトガスペシャルS(G2)で3着に入るなど早くから活躍。3歳12月にはマリブS(G1)で4着に健闘しました。昨年は3月のトムフールH(G3)3着、4月のコモンウェルスS(G3)4着、メリーランドスプリントS(G3)3着と差し届かずの競馬を続けた後、現役馬セールでの取引を経て向かった7月の条件戦(ダート1400メートル)を差して3馬身半差で快勝しました。その後は10月の米フェニックスS(G2)が差して2着、11月のブリーダーズカップスプリント(G1)は積極的な先行策から最後は外に切り返して伸びて3着に入ってシーズンを終了。今年に入って前走2月のペリカンS(リステッド)は後方からの差し脚にかけましたが、直線でややスムーズさを欠く場面もあって、勝ったシベリウス(ナカトミよりも斤量が4ポンド重かった)の3着に終わりました。
REMAKE(JPN)
牡5歳 新谷 功一厩舎
通算16戦8勝
3歳(2022年)12月のカペラS(GⅢ・ダート1200メートル)を追い込んで4馬身差で圧勝して重賞初制覇。昨年はリヤドダートスプリント(G3・サウジアラビア)3着、ドバイゴールデンシャヒーン(G1・UAE)5着の後、帰国初戦となった7月のプロキオンS(GⅢ)も追い上げ及ばずドンフランキーの2着でしたが、続くクラスターC(JpnⅢ・盛岡・ダート1200メートル)でドンフランキーを差し切って優勝すると、コリアスプリント(G3・韓国・ダート1200メートル)では中団から突き抜けて4馬身差&コースレコード(1分10秒0)で快勝しました。その後、11月のJBCスプリント(JpnⅠ・大井)では差し届かずイグナイターから1馬身半差の2着でしたが、続く今年2月の前走リヤドダートスプリント(G3・サウジアラビア・ダート1200メートル)では中団から素晴らしい末脚を繰り出して1馬身半差で優勝。2つ目の海外重賞制覇を果たしています。
IGNITER(JPN)
牡6歳 新子 雅司厩舎
通算26戦12勝
2022年と2023年のNARグランプリ年度代表馬です。2歳(2020年)11月にJRAでデビュー勝ち。その後、大井を経て現在の兵庫に移籍しました。4歳3月に黒船賞(JpnⅢ・高知・ダート1400メートル)でダートグレード初制覇を果たすと、続くかきつばた記念(JpnⅢ・名古屋・ダート1500メートル)も連勝。この年はマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ・盛岡、4着)やJBCスプリント(JpnⅠ・盛岡、5着)でも地方馬として最先着を果たしました。昨年はシーズン4戦目となった5月のさきたま杯(JpnⅡ・浦和・ダート1400メートル)に優勝。その後、地元の園田チャレンジC(園田・ダート1400メートル)を制して臨んだマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ・盛岡)では、勝ったレモンポップには大差をつけられたとはいえ2着に健闘すると、続く11月のJBCスプリント(JpnⅠ・大井・ダート1200メートル)では2番手追走から直線で抜け出して、リメイクに1馬身半差をつけて優勝。兵庫勢では初となるJpnⅠ制覇を成し遂げました。今年は2月の前走フェブラリーS(GⅠ)で始動。速い流れを先行して一旦は先頭に立ちましたが、そこから粘り切れず11着に終わっています。
DON FRANKIE(JPN)
牡5歳 斉藤 崇史厩舎
通算15戦7勝
4歳(2023年)1月の遠江S(3勝クラス・ダート1400メートル)を制してオープンクラス入り。4月には京都競馬場グランドオープン記念(オープン・ダート1200メートル)を鮮やかに逃げ切ると、ひと休みを挟んで迎えた7月のプロキオンS(GⅢ・ダート1400メートル)も追い上げたリメイクにクビ差をつけて逃げ切り勝ち。JRA重賞の最高馬体重優勝記録を塗り替えました(594キログラム)。その後、クラスターC(JpnⅢ・盛岡)は逃げてリメイクの2馬身半差2着でしたが、10月に大井競馬場で行われた東京盃(JpnⅡ・大井・ダート1200メートル)では逃げ切ってコースレコードを樹立(1分10秒0)しました。しかし、その後左前肢の骨折が判明して休養入り。復帰戦となった今年2月の前走フェブラリーS(GⅠ)は逃げて9着でした。
KEIAI DORIE(JPN)
牡7歳 村山 明厩舎
通算25戦8勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2024年2月24日 |
キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,200メートル | リヤドダートスプリント(G3) | 6着 | PLAY |
2023年12月20日 |
園田
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ダート1,400メートル | 兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ) | 2着 | PLAY |
2023年11月3日 |
大井
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ダート1,200メートル | JBCスプリント(JpnⅠ) | 9着 | PLAY |
2023年10月4日 |
大井
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ダート1,200メートル | 東京盃(JpnⅡ) | 9着 | PLAY |
2023年6月1日 |
門別
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ダート1,200メートル | 北海道スプリントC(JpnⅢ) | 1着 |
59キログラムを背負った6歳(2023年)2月の大和S(ダート1200メートル)でオープンクラス3勝目をマーク。その後、黒船賞(JpnⅢ・高知)は逃げて8着でしたが、東京スプリント(JpnⅢ・大井)で控える競馬に戻って2着に巻き返すと、続く北海道スプリントカップ(JpnⅢ・門別・ダート1200メートル)では中団から差し脚を伸ばして1馬身半差で優勝しました。そこからは休養明けとなった10月の東京盃(JpnⅡ・大井)がドンフランキーの9着、JBCスプリント(JpnⅠ・大井)は3コーナーで大きな不利があって9着の後、12月の兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ・園田)では59.5キログラムのトップハンデを背負っての2着でシーズンを終了。今季初戦となった前走2月のリヤドダートスプリント(G3・サウジアラビア)ではスタート直後に他馬に前に入られたこともあって後方からの競馬となり、最後はよく伸びましたが勝ったリメイクから1秒59差の6着でした。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
4歳(2022年)12月のミスタープロスペクターS(G3・アメリカ・ダート1400メートル)で重賞初制覇。続いて翌年2月のペリカンS(リステッド・アメリカ・ダート1200メートル)優勝をステップにして臨んだ3月のドバイゴールデンシャヒーン(G1・UAE・ダート1200メートル)では中団の内ラチ沿い追走から直線でも内を突いて先頭に立つと、最後は連覇を狙ったスイッツァランドとのハナ差の接戦を制して優勝しました。帰国後は3連敗となっていましたが、12月のミスタープロスペクターSを逃げて4馬身差で制して同レース連覇を決めると、続いて今年2月の前走ペリカンSでは外々を回りつつ、中団から差す競馬で優勝。昨年と同様のステップでの参戦となります。