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厩舎用具の一つで馬の口につける籠のこと。昔は竹製であったが今はビニール、布や金網製のものがある。採食量を制限したり、寝ワラを食べたりするのを防ぐために使用する。
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馬銜吊りなどを用いても馬銜を越して舌を出す(「舌を越す」という)癖を直すことができない馬などに使用する。舌縛りの際には舌の損傷を避けるため適度に幅の広い包帯を使用したり、専用の装具などを使用したりする。
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頭絡の鼻革にボア状のものを装着したもの。芝の切れ目や物の影などに驚く馬に対し、下方を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して用いられる。また、競走中に頭を上げる癖のある馬に使用することによって、頭を下げさせ、馬を御しやすくする効果を期待して用いられることもある。
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競走や調教の際に、馬を識別するために鞍の下に装着する布。競馬場で回収されたペットボトルをリサイクルした再生ポリエステルを主原料としている。競走で使用されるゼッケンには馬番と馬名が印字される。また、競走の種類によって下表の通り地色・文字色が異なる。
競走の種類 | 地色 | 文字色 |
---|---|---|
東京優駿(日本ダービー) | 白(金刺繍入り) | 黒 |
桜花賞・皐月賞・優駿牝馬(オークス)・菊花賞 | 紫紺 | 黄 |
その他のGT、JpnT競走 | 紫紺 | 白 |
GU競走 | 赤褐色 | 白 |
GV、その他の重賞競走 | 深緑 | 白 |
リステッド競走 | 黒 | 黄 |
その他の特別競走 | 黒 | 白 |
一般競走 | 白 | 黒 |
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馬の蹄(蹄負面)に装着して蹄を保護する人の靴に相当するものである。競走馬では、調教時と競走時に頻繁に打ち換える必要のない兼用蹄鉄と呼ばれるアルミニウム合金製のものが使用されているが、乗馬では鉄製のものもよく使われている。
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負担重量調整のため鉛板を使用する。鉛板は100グラムから500グラムまで5種類あり、100グラムを一分(いちぶ)と呼んでいる。通常、鉛鞍と呼ばれる鉛を入れる仕様の鞍に、鉛板を入れて負担重量を調整している。鉛以外に500グラム単位で負担重量調整用のゴムパッドがあり、これを使用して負担重量を調整する騎手もいる。
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馬銜(はみ)とは、馬の口に噛ませる棒状の金具である。馬の口には前に上下12本の切歯があり、切歯のうしろはかなり広い歯のない部分(歯槽間縁)があり、その奥に臼歯(奥歯)が並んでいて、ちょうどこの歯のない部分に馬銜をかける。騎手の手綱さばきはこぶしから手綱を通じて馬銜に伝えられ、馬に合図を送ることができる。
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馬銜(はみ)を上顎に引き上げる作用があり、馬銜を越して舌を出す(「舌を越す」という)癖を防ぎ、馬銜の位置を正しく保つ効果がある。一端を頭絡の項革に固定し、馬の鼻梁上を通じて両側の馬銜鐶内側の馬銜身部分に連結して使用する。
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レースのとき騎手が着用する服のことで、一般的には「勝負服」と呼ばれている。これは、馬主によって決まっているもので、現在登録してある数は約2,000種。色、模様ともにさまざまであるが、中央競馬においては、標準色は13色(赤、桃、黄、緑、青、水、紫、薄紫、茶、えび茶、ねずみ、黒、白)。模様は輪、一文字、山形(ひし山形、のこぎり歯形)、たすき、縦じま、格子じま、元ろく(チェス盤のような模様)、ダイヤモンド、うろこ、井げたかすり、玉霰、星散、蛇の目または銭形散があり、1つの服色について、胴と袖・地色と模様に1色ずつの最大4色まで使用できる。また、競走中に各馬の識別が容易に出来るように、模様のサイズ等が決まっているほか、似たような服色は登録できない。
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ブリンカーは「遮眼革」ともいい、視界の一部を直接遮ることにより馬の意識を競走や調教に集中させ、周囲からの影響に惑わされずに走らせるために用いられる。メンコの目穴部分に合成ゴムやプラスチック製のカップを取り付けたものが一般的で、カップのつくりやサイズによって遮る視界の広さを変えることができる。片側だけにカップがついているものもある。JRAの競走で使用する場合は、出馬投票時の届出が必要である。
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マルタンガールは、頭を上げすぎる馬に使用する調教付属馬具。目的に応じてスタンディング、ランニング、アイリッシュ、ビッブのそれぞれマルタンガールがある。
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