海外競馬発売

香港スプリント(G1)

シャティン競馬場 1200メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間12月10日(日曜)
ネット投票:7時00分
UMACA投票:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間12月10日(日曜)15時50分

発売情報

発売開始時刻
日本時間12月10日(日曜)
ネット投票:7時00分
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2023年香港スプリント合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    ラッキースワイネス/ウェリントン

過去の傾向から地元勢優勢は明らかで、中でも、現在の香港スプリント界では頭ひとつ抜けた存在のラッキースワイネス(せん5歳)が中心とみる。

昨年のこのレースでは、勝負どころで進路がなく6着に大敗したが、その後、香港スピードシリーズ完全制覇を達成し、最優秀短距離馬の称号を手中にした。今季初戦となったクラス1ハンデ、続くプレミアボウル(G2・香港)では、いずれもトップハンデの135ポンド(約61キログラム)を課せられ、軽量馬の2着に敗れたが、前走の香港ジョッキークラブスプリント(G2・香港・芝1200メートル)では僅差ながらきっちりと勝利を収め、本番への試走を終えている。

2番手も、香港勢からウェリントン(せん7歳)をとる。昨年のこのレースを制して以降勝ち星から遠ざかっているが、約5か月の休み明けだった前走の香港ジョッキークラブスプリントで3着に入り、大きな力の落ち込みはないことを示している。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    ラッキースワイネス/ハイフィールドプリンセス

昨年のこのレースこそ6着と大きく崩れたラッキースワイネス(せん5歳)だが、2023年の彼は、9戦7勝、2着2回と、ほぼパーフェクトに近い戦績を残している。このレースの今年の本命馬は、ラッキースワイネスで間違いない。

問題は2番手で、その選択が、今年の香港国際競走4レースで最も難しいところであろう。迷った末に、2番手にはイギリス調教馬のハイフィールドプリンセス(牝6歳)を取り上げることにした。ご存じのように、昨年のヨーロッパにおけるチャンピオンスプリンターという輝かしい経歴を持つ馬で、前走はパリロンシャンのアベイドロンシャン賞(G1・フランス・芝1000メートル)を制し、依然としてトップクラスの力量を維持していることを実証した。

前走のスプリンターズS(GⅠ)で僅差の2着となっている日本調教馬マッドクール(牡4歳)、前走のブリーダーズカップターフスプリント(G1・アメリカ)で差のない3着となっているアイルランド調教馬イソップスフェイブルズ(牡3歳)、地元香港のビクターザウィナー(せん5歳)、ウェリントン(せん7歳)らも争覇圏にいる馬たちとみている。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

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