海外競馬発売
9月13日(金曜) 時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
ECONOMICS(GB)
牡3歳 W.ハガス厩舎
通算4戦3勝
AUGUSTE RODIN(IRE)
牡4歳 A.オブライエン厩舎
通算14戦8勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
---|---|---|---|---|---|
2024年7月27日 |
アスコット
|
芝2,390メートル | キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1) | 5着 | PLAY |
2024年6月19日 |
アスコット
|
芝1,990メートル | プリンスオブウェールズS(G1) | 1着 | PLAY |
2024年5月26日 |
カラ
|
芝2,100メートル | タタソールズゴールドC(G1) | 2着 | |
2024年3月30日 |
メイダン
|
芝2,410メートル | ドバイシーマクラシック(G1) | 12着 | |
2023年11月4日 |
サンタアニタパーク
|
芝2,400メートル | ブリーダーズカップターフ(G1) | 1着 |
アイルランド産のディープインパクト産駒です。2歳(2022年)10月のフューチュリティトロフィーS(G1・イギリス・芝1600メートル)でG1初制覇。昨年は6月の英ダービー(G1・イギリス・芝2410メートル)、7月の愛ダービー(G1・アイルランド・芝2400メートル)、9月のアイリッシュチャンピオンS(G1・アイルランド・芝2000メートル)、そして11月のブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ・芝2400メートル)と4つのG1を制しました。今年はシーズン初戦となった3月のドバイシーマクラシック(G1・UAE)で最下位12着に凡走。その後、帰国初戦となった5月のタタソールズゴールドC(G1・アイルランド)での2着を経て向かった6月のプリンスオブウェールズS(G1・イギリス・芝1990メートル)を先行抜け出しの競馬で制して6つ目のG1タイトルを手にしましたが、続く前走7月のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)では、先行策から直線で伸びを欠いて5着に終わっています。
GHOSTWRITER(IRE)
牡3歳 C.コックス厩舎
通算7戦3勝
2歳(2023年)8月のデビュー戦(芝1400メートル)を先行策から3馬身半差で快勝。その後、9月上旬の2戦目(芝1400メートル)を逃げ切ると、9月末のロイヤルロッジS(G2・芝1600メートル)では差す形で優勝。自在性を見せながら2歳時を3戦3勝で終えました。今年は5月の英2000ギニー(G1)で4着の後、6月の仏ダービー(G1・フランス)も先行策からもうひと伸びを欠いて4着でしたが、7月のエクリプスS(G1)では先行してよく伸び、今年の英ダービー(G1)優勝馬シティオブトロイから2馬身差の3着に好走。さらに続く前走8月の英インターナショナルS(G1)でも先行してシティオブトロイの4馬身半差3着に入っています。
SHIN EMPEROR(FR)
牡3歳 栗東・矢作 芳人厩舎
通算6戦2勝
2020年の凱旋門賞(G1・フランス)優勝馬ソットサスの全弟です。2歳(2023年)11月のデビュー戦(芝1800メートル)を先行して3馬身差で制すと、続く京都2歳S(GⅢ・芝2000メートル)は差す形で優勝。暮れのホープフルS(GⅠ)でも先行して2着に入りました。今年は始動戦となった3月の弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)で2着の後、皐月賞(GⅠ)は勝ったジャスティンミラノから0秒4差の5着に敗れましたが、続く前走5月の日本ダービー(GⅠ)では中団から差し脚を伸ばして、勝ったダノンデサイルから0秒6差の3着に入りました。
LUXEMBOURG(IRE)
牡5歳 A.オブライエン厩舎
通算17戦7勝
2歳時(2021年)にフューチュリティトロフィーS(G1・イギリス・芝1600メートル)、3歳時にアイリッシュチャンピオンS(G1・アイルランド・芝2000メートル)、4歳時にタタソールズゴールドC(G1・アイルランド・芝2100メートル)を制覇。タタソールズゴールドC制覇以降はプリンスオブウェールズS(イギリス)、アイリッシュチャンピオンS(アイルランド)、香港カップ(香港)とG1で3度2着に入りつつも、今年3月のドバイターフ(G1・UAE)14着まで6連敗となっていましたが、距離を延ばした5月のコロネーションC(G1・イギリス・芝2410メートル)を逃げ切って、4年連続4度目となるG1制覇を達成しました。その後は前走7月のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)に向かいましたが、2番手から伸びを欠いて6着に終わっています。
LOS ANGELES(IRE)
牡3歳 A.オブライエン厩舎
通算6戦5勝
2歳(2023年)9月のデビュー戦(芝1800メートル)を制すと、翌月のクリテリウムドサンクルー(G1・フランス・芝2000メートル)も中団追走から直線では外ラチ沿いを突き抜けて優勝しました。今年は5月の愛ダービートライアルS(G3・芝2000メートル)優勝から向かった6月1日の英ダービー(G1・イギリス)は同じA.オブライエン厩舎のシティオブトロイから6馬身差の3着でしたが、続く6月30日の愛ダービー(G1・芝2400メートル)では中団追走から直線の入り口で先頭に立つ競馬で勝利。さらに前走8月のグレートヴォルティジュールS(G2・イギリス・芝2370メートル)も5頭立ての3番手から伸びて、最後はパリ大賞(G1・フランス)2着から臨んだイリノイの追い上げをクビ差しりぞけて優勝。重賞連勝としています。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
2歳(2023年)11月のデビュー戦は4着でしたが、今年4月の2戦目(芝1600メートル)を1馬身半差で制すと、続く5月のダンテS(G2・芝2050メートル)では後方から息の長い末脚を披露して、昨年のフューチュリティトロフィーS(G1)の勝ち馬エインシャントウィズダムに6馬身差をつけて圧勝しました。その後は、成長途上でレース間隔を空けたい、という陣営の判断で英ダービー(G1)や仏ダービー(G1・フランス)を回避。前走8月のギヨームドルナノ賞(G2・フランス・芝2000メートル)で復帰すると、後方からよく伸びて、G3勝ち馬のジェイアービーに2馬身差をつけて優勝。重賞連勝としています。