海外競馬発売
11月2日(木曜)時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
MAWJ(IRE)
牝3歳 S.ビンスルール厩舎
通算9戦6勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年10月14日 |
キーンランド
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芝1,800メートル | クイーンエリザベスⅡ世チャレンジC(G1) | 1着 |
2023年5月7日 |
ニューマーケット
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芝1,600メートル | 英1000ギニー(G1) | 1着 |
2023年2月24日 |
メイダン
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芝1,600メートル | 3歳牝馬条件 | 1着 |
2023年1月27日 |
メイダン
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芝1,400メートル | 3歳牝馬条件 | 1着 |
2022年9月24日 |
ニューマーケット
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芝1,200メートル | チェバリーパークS(G1) | 3着 |
SONGLINE(JPN)
牝5歳 林 徹厩舎
通算16戦7勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年10月8日 |
東京
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芝1,800メートル | 毎日王冠(GⅡ) | 2着 |
2023年6月4日 |
東京
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芝1,600メートル | 安田記念(GⅠ) | 1着 |
2023年5月14日 |
東京
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芝1,600メートル | ヴィクトリアマイル(GⅠ) | 1着 |
2023年2月25日 |
キングアブドゥルアジーズ
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芝1,351メートル | 1351ターフスプリント(G3) | 10着 |
2022年9月11日 |
中京
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芝1,200メートル | セントウルS(GⅡ) | 5着 |
3歳(2021年)10月の富士S(GⅡ・芝1600メートル)で重賞初制覇。4歳時には2月の1351ターフスプリント(G3・サウジアラビア・芝1351メートル)を制した後、帰国して2戦目の安田記念(GⅠ・芝1600メートル)では中団から鋭く伸びてGⅠ初制覇を果たしました。その後はセントウルS(GⅡ)5着、今年に入って1351ターフスプリント(G3・サウジアラビア)が10着でしたが、ヴィクトリアマイル(GⅠ・芝1600メートル)で同期の桜花賞馬ソダシを差し切って優勝すると、続く安田記念(GⅠ・芝1600メートル)でも強烈な末脚を繰り出して、前年のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)の勝ち馬セリフォスに1馬身1/4差をつけて優勝しました。今秋は前走10月の毎日王冠(GⅡ)で始動。直線鋭く伸びましたがハナ差の2着に終わっています。
MASTER OF THE SEAS(IRE)
せん5歳 C.アップルビー厩舎
通算15戦7勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年10月7日 |
キーンランド
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芝1,600メートル | ターフマイルS(G1) | 2着 |
2023年9月16日 |
ウッドバイン
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芝1,600メートル | ウッドバインマイル(G1) | 1着 |
2023年7月15日 |
アスコット
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芝1,590メートル | サマーマイルS(G2) | 1着 |
2023年3月25日 |
メイダン
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芝1,800メートル | ドバイターフ(G1) | 13着 |
2023年3月4日 |
メイダン
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芝1,800メートル | ジェベルハッタ(G1) | 3着 |
2歳(2020年)7月のスーパーレイティブS(G2・イギリス・芝1400メートル)で重賞初制覇。3歳春には英2000ギニー(G1・イギリス)で僅差の2着に入りました。その後は故障が重なって思うようにレースに使えませんでしたが、今年は順調に出走し、始動戦となった1月のザビールマイル(G2・UAE・芝1600メートル)優勝、ジェベルハッタ(G1・UAE)3着の後、ドバイターフ(G1・UAE)13着。その後ひと息入って迎えた7月のサマーマイルS(G2・イギリス・芝1590メートル)を後方から差し切ると、9月のウッドバインマイル(G1・カナダ・芝1600メートル)も最後方から豪快に突き抜けて重賞連勝。続く前走10月のターフマイルS(G1・アメリカ)は後方追走から直線で一旦は抜け出したものの、ゴール前でアップトゥザマークにとらえられてハナ差の2着でした。
GINA ROMANTICA(USA)
牝4歳 C.ブラウン厩舎
通算10戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年10月7日 |
キーンランド
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芝1,600メートル | ファーストレディS(G1) | 1着 |
2023年8月12日 |
コロニアルダウンズ
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芝1,900メートル | ベヴァリーD.S(G1) | 2着 |
2023年6月17日 |
モンマスパーク
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芝1,700メートル | イートンタウンS(G3) | 4着 |
2022年10月15日 |
キーンランド
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芝1,800メートル | クイーンエリザベスⅡ世チャレンジC(G1) | 1着 |
2022年9月18日 |
アケダクト
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芝1,600メートル | ペブルスS(G3) | 2着 |
3歳(2022年)8月のリスカヴァースS(リステッド・芝1600メートル)では直線で外に持ち出されると鋭く伸びて優勝。その後ペブルスS(G3)は差し届かず2着でしたが、続く10月のクイーンエリザベスⅡ世チャレンジカップ(G1・芝1800メートル)では先行してマキューリックに1馬身3/4差をつけて優勝。重賞初制覇をG1で飾りました。今年は6月のイートンタウンS(G3)で始動して4着の後、8月のベヴァリーD.S(G1)も勝ったフェヴローバーから3馬身半差の2着でしたが、続く前走10月のファーストレディS(G1・芝1600メートル)では後方から末脚を伸ばして同馬主・同厩舎のインイタリアンをアタマ差かわして優勝しました。
KELINA(IRE)
牝3歳 C.ラフォンパリアス厩舎
通算9戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年10月1日 |
パリロンシャン
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芝1,400メートル | フォレ賞(G1) | 1着 |
2023年9月3日 |
パリロンシャン
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芝1,600メートル | ムーランドロンシャン賞(G1) | 7着 |
2023年7月30日 |
ドーヴィル
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芝1,600メートル | ロートシルト賞(G1) | 8着 |
2023年6月4日 |
シャンティイ
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芝1,600メートル | サンドリンガム賞(G2) | 1着 |
2023年5月14日 |
パリロンシャン
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芝1,600メートル | 仏1000ギニー(G1) | 4着 |
2歳時(2022年)は道悪のマルセルブーサック賞(G1)こそ最下位12着でしたが3戦2勝。今年はこれも馬場が渋ったシーズン2戦目の仏1000ギニー(G1)4着の後、良馬場のサンドリンガム賞(G2・芝1600メートル)を先行策から制して重賞初制覇を果たしました。その後は7月のロートシルト賞(G1)が8着、9月のムーランドロンシャン賞(G1)も出遅れて7着と凡走しましたが、続く前走10月のフォレ賞(G1・芝1400メートル)では中団やや前めの追走から直線で鋭く伸びて、前年の覇者であるキンロスに半馬身差をつけて優勝。G1タイトルを手にしました。
WIN CARNELIAN(JPN)
牡6歳 鹿戸 雄一厩舎
通算23戦8勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年10月8日 |
東京
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芝1,800メートル | 毎日王冠(GⅡ) | 5着 |
2023年6月4日 |
東京
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芝1,600メートル | 安田記念(GⅠ) | 8着 |
2023年3月25日 |
メイダン
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ダート1,600メートル | ゴドルフィンマイル(G2) | 6着 |
2023年2月5日 |
東京
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芝1,600メートル | 東京新聞杯(GⅢ) | 1着 |
2022年11月20日 |
阪神
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芝1,600メートル | マイルチャンピオンシップ(GⅠ) | 12着 |
3歳(2021年)の皐月賞(GⅠ)で4着に食い込むなど早くから素質の高さをうかがわせていましたが、軌道に乗ったのは5歳時。谷川岳S(リステッド)、米子S(リステッド)、そして関屋記念(GⅢ)と芝のマイルで3連勝して一気に重賞タイトルを手にしました。そこからは11月のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)12着の後、今年2月の東京新聞杯(GⅢ・芝1600メートル)を逃げ切って重賞2勝目をマーク。しかしその後は、初ダートのゴドルフィンマイル(G2・UAE)で6着に敗れると、安田記念(GⅠ)は逃げて8着。そこから約4か月ぶりのレースとなった毎日王冠(GⅡ)も逃げてよく粘りましたが、5着に終わっています。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
昨年のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)の勝ち馬モダンゲームズ(父Dubawi)の半妹です。2歳時(2022年)はダッチェスオブケンブリッジS(G2・イギリス・芝1200メートル)優勝を含む5戦2勝。今年はUAEで始動して芝1400メートルと芝1600メートルの条件戦を2連勝の後、イギリスに戻って5月の英1000ギニー(G1・イギリス・芝1600メートル)では二手に分かれた馬群の片方を率いてレースを進めると、最後はタヒーラとの競り合いを半馬身差で制して優勝しました(3着馬は2着馬から7馬身半差)。その後は呼吸器の感染症にかかったことで出走態勢がなかなか整いませんでしたが、約5か月ぶりの実戦となった前走10月のクイーンエリザベスⅡ世チャレンジC(G1・アメリカ・芝1800メートル)を逃げ切り勝ち。連勝を4に伸ばしています。