海外競馬発売

BCクラシック(G1)

サンタアニタパーク競馬場 2000メートル(ダート)3歳以上

発売開始時刻
日本時間11月4日(土曜)
ネット投票:7時00分
UMACA投票:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間11月5日(日曜)午前7時40分

発売情報

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日本時間11月4日(土曜)
ネット投票:7時00分
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2023年ブリーダーズカップクラシック 合田's View『世界の合田』によるレース展望

アメリカの3歳世代が中心

ダート中距離路線の最高峰に位置付けられるこのレース。今年は3歳世代が優勢というのが、一般的な見方だ。

中でもその筆頭格と目されるのが、女性調教師ジェナ・アントヌッチが手掛けるアルカンジェロ(牡3歳)だ。初勝利をあげたのが今年3月で、ケンタッキーダービーが行われた頃は、ほぼ無名の存在だったが、5月2週目にピーターパンS(G3・アメリカ)を制して重賞初制覇を果たすと、追加登録を行って出走した三冠最終戦のベルモントS(G1・アメリカ)を快勝。一躍、戦線の最前線に躍り出た。その後、アメリカで“真夏のダービー”と称されているトラヴァーズS(G1・アメリカ)にも優勝。一気呵成に、古馬との対戦に挑む。【アルカンジェロは11月1日(水曜)に出走取消】

西海岸勢を代表する形での参戦となるのが、9月2日に行われたパシフィッククラシックS(G1・アメリカ)で、並み居る歴戦の古馬勢を完封して1・2着となった、アレイビアンナイト(牡3歳)とゴーロケットライド(牡3歳)だ。【ゴーロケットライドは出走回避】

デビューから無敗の2連勝でサウスウエストS(G3・アメリカ)を制し、ケンタッキーダービーの有力候補と目されながら、故障で春の三冠を全休したアレイビアンナイト。およそ半年ぶりの復帰戦となったハスケルS(G1・アメリカ)で3着に敗れ、自身初の敗戦を喫したものの、パシフィッククラシックSでG1初制覇を果たし、能力の高さを改めてアピールした。

デビューが今年の1月29日と遅かったゴーロケットライドも、春の3歳三冠には不参戦だった。6月1週目にアファームドS(リステッド・アメリカ)を制し特別初制覇を果たすと、次走はハスケルS(G1・アメリカ)に参戦。ケンタッキーダービー馬メイジ(牡3歳)を2着に退けて優勝し、G1で重賞初制覇を飾った。2着に敗れたパシフィッククラシックSも、勝ち馬アレイビアンナイトとはクビ差の接戦で、両馬の力量は互角とみてよさそうだ。

一方、古馬勢の大将格と目されているのが、8月1週目に行われたホイットニーS(G1・アメリカ)を6馬身1/4差で快勝し、自身2度目のG1制覇を果たしたホワイトアバリオ(牡4歳)だ。

そして、いささか手薄な古馬陣にあって、抜群の存在感を放つのが日本調教馬ウシュバテソーロ(牡6歳)だ。雨あられのように降り注ぐキックバックをものともせず、直線でライバルをごぼう抜きにしたドバイワールドカップ(G1・UAE)におけるレースぶりは、圧巻のひと言だった。秋初戦となった日本テレビ盃(JpnⅡ・船橋)でも、磐石の勝利を収めている。

6着に健闘したケンタッキダービー(G1・アメリカ)以来、半年ぶりの実戦となるデルマソトガケ(牡3歳)。アメリカでの競馬を一度経験しているのは、大きな強みである。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

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