海外競馬発売
11月2日(木曜)時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
USHBA TESORO(JPN)
牡6歳 高木 登厩舎
通算30戦10勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年9月27日 |
船橋
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ダート1,800メートル | 日本テレビ盃(JpnⅡ) | 1着 |
2023年3月25日 |
メイダン
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ダート2,000メートル | ドバイワールドカップ(G1) | 1着 |
2023年2月1日 |
川崎
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ダート2,100メートル | 川崎記念(JpnⅠ) | 1着 |
2022年12月29日 |
大井
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ダート2,000メートル | 東京大賞典(GⅠ) | 1着 |
2022年11月27日 |
阪神
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ダート2,000メートル | カノープスS | 1着 |
WHITE ABARRIO(USA)
牡4歳 R.ダトローJr.厩舎
通算14戦6勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年8月5日 |
サラトガ
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ダート1,800メートル | ホイットニーS(G1) | 1着 |
2023年6月10日 |
ベルモントパーク
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ダート1,600メートル | メトロポリタンH(G1) | 3着 |
2023年3月4日 |
ガルフストリームパーク
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ダート1,400メートル | 4歳以上条件 | 1着 |
2023年1月28日 |
ガルフストリームパーク
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ダート1,800メートル | ペガサスワールドカップ(G1) | 8着 |
2022年12月3日 |
アケダクト
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ダート1,600メートル | シガーマイルH(G1) | 3着 |
3歳(2022年)2月のホーリーブルS(G3・ダート1700メートル)で重賞初制覇。続くフロリダダービー(G1・ダート1800メートル)も連勝しましたが、ケンタッキーダービー(G1)は16着と大敗しました。その後もオハイオダービー(G3)2着、シガーマイルH(G1)3着が目立つ程度で勝てない日々が続きましたが、今年3月の条件戦(ダート1400メートル)で久々に勝利。その後、現在のR.ダトローJr.厩舎に移っての初戦となった6月のメトロポリタンH(G1)は差して3着でしたが、続いて向かった前走8月のホイットニーS(G1・ダート1800メートル)はメトロポリタンHで先着を許していたゼンダンやコディーズウィッシュらを相手に2番手から抜け出して6馬身1/4差で圧勝しました。
ARABIAN KNIGHT(USA)
牡3歳 B.バファート厩舎
通算4戦3勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年9月2日 |
デルマー
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ダート2,000メートル | パシフィッククラシックS(G1) | 1着 |
2023年7月22日 |
モンマスパーク
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ダート1,800メートル | ハスケルS(G1) | 3着 |
2023年1月28日 |
オークローンパーク
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ダート1,700メートル | サウスウエストS(G3) | 1着 |
2022年11月5日 |
キーンランド
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ダート1,400メートル | 2歳未勝利 | 1着 |
2歳時のトレーニングセールで230万ドルで落札。2歳11月のデビュー戦(ダート1400メートル)を7馬身1/4差で逃げ切ると、続いて今年1月のサウスウエストS(G3・ダート1700メートル)も逃げて5馬身半差で連勝しました。しかしその後は成長を促す意味もあって休養入り。復帰戦となった7月のハスケルS(G1)は逃げてゴーロケットライドの3着に終わりましたが、続く前走8月のパシフィッククラシックS(G1・ダート2000メートル)は逃げてゴーロケットライドにクビ差をつけて優勝。G1初制覇を果たしました。
DERMA SOTOGAKE(JPN)
牡3歳 音無 秀孝厩舎
通算9戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年5月6日 |
チャーチルダウンズ
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ダート2,000メートル | ケンタッキーダービー(G1) | 6着 |
2023年3月25日 |
メイダン
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ダート1,900メートル | UAEダービー(G2) | 1着 |
2023年2月25日 |
キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,600メートル | サウジダービー(G3) | 3着 |
2022年12月14日 |
川崎
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ダート1,600メートル | 全日本2歳優駿(JpnⅠ) | 1着 |
2022年11月6日 |
阪神
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ダート1,800メートル | もちの木賞 | 1着 |
昨年10月にダート転向2戦目(ダート1800メートル)で初勝利を挙げると、続くもちの木賞(1勝クラス・ダート1800メートル)、全日本2歳優駿(JpnⅠ・川崎・ダート1600メートル)も連勝しました。今年は2月のサウジダービー(G3・サウジアラビア)で3着の後、3月のUAEダービー(G2・UAE・ダート1900メートル)を逃げて5.5馬身差で快勝。その後はアメリカに渡って5月のケンタッキーダービー(G1)に挑戦しましたが、スタートが悪く、中団やや後方からの競馬となったこともあり、勝ったメイジから約8馬身差の6着。ここはそれ以来約半年ぶりのレースになります。
Bright Future(USA)
牡4歳 T.プレッチャー厩舎
通算7戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年9月2日 |
サラトガ
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ダート2,000メートル | ジョッキークラブゴールドC(G1) | 1着 |
2023年7月21日 |
サラトガ
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ダート1,800メートル | 3歳以上条件 | 1着 |
2023年6月10日 |
ベルモントパーク
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ダート2,400メートル | ブルックリンS(G2) | 8着 |
2023年5月6日 |
チャーチルダウンズ
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ダート1,600メートル | 3歳以上条件 | 3着 |
2023年4月1日 |
ガルフストリームパーク
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ダート1,600メートル | 4歳以上条件 | 1着 |
3歳時(2022年)はデビュー戦(ダート1600メートル)での勝利を含む2戦1勝。今年は初戦となった4月の条件戦(ダート1600メートル)を勝利した後、5月の条件戦が3着、6月のブルックリンS(G2)も8着でしたが、7月の条件戦(ダート1800メートル)では見違えるような走りを見せて先行策から4馬身3/4差で快勝すると、続いてG1初挑戦となったジョッキークラブゴールドC(G1・ダート2000メートル)も2番手追走から直線で抜け出して、最後はクラークS(G1)の勝ち馬プロクシーの追い上げをハナ差しのいで優勝しました。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
昨年ダートに転向すると素質が開花。10月のブラジルC(リステッド・ダート2100メートル)から3連勝で12月の東京大賞典(GⅠ・大井・ダート2000メートル)を制してGⅠ初制覇を果たしました。今年はまず2月の川崎記念(JpnⅠ・川崎・ダート2100メートル)で2021年のJRA賞最優秀ダートホースであるテーオーケインズに半馬身差をつけて制すと、続く3月のドバイワールドカップ(G1・UAE・ダート2000メートル)では最後方からの追い込みを決めて優勝。ダート開催の同レースを制したのは日本調教馬初の快挙でした。その後は放牧を挟んで前走9月の日本テレビ盃(JpnⅡ・船橋・ダート1800メートル)で復帰すると、これを先行抜け出しの競馬で完勝。6連勝で大一番に向かいます。