海外競馬発売

香港ヴァーズ(G1)

シャティン競馬場 2400メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間12月10日(日曜)
ネット投票:7時00分
UMACA投票:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間12月10日(日曜)15時10分

発売情報

発売開始時刻
日本時間12月10日(日曜)
ネット投票:7時00分
UMACA投票:営業情報」をご確認ください

2023年香港ヴァーズ合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    ウォームハート/ゼッフィーロ

日本勢の布陣も強力だが、ここはアイルランド調教馬のウォームハート(牝3歳)が中心とみる。

ヨークシャーオークス(G1・イギリス・芝2370メートル)、ヴェルメイユ賞(G1・フランス・芝2400メートル)に加え、ロイヤルアスコットのリブルスデールS(G2・イギリス・芝2390メートル)を制している同馬は、今年のヨーロッパの3歳牝馬では間違いなくトップクラスの力量を持つ馬だ。距離不足と見られていた前走のブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1・アメリカ)でも、勝ち馬インスパイラルからクビ差の2着に健闘。アウェイでの競馬や、ヨーロッパよりは軽い馬場への対応にも、何ら問題がないことを実証した。管理するのは、このレースの最多勝調教師A.オブライエンで、ここは確勝級とみる。

相手は日本馬で、中でも、香港でG1を2勝したラヴズオンリーユーと同じファミリーの出身で、アルゼンチン共和国杯(GⅡ・芝2500メートル)を勝っての参戦となるゼッフィーロ(牡4歳)を2番手とした。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    ウォームハート/レーベンスティール

近年になく好メンバーがそろい、興味深い戦いとなっている。

そんな中、アイルランド調教馬のウォームハート(牝3歳)を中心に取り上げたい。イギリス調教馬インスパイラルのクビ差2着となった前走のブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1・アメリカ)のレースぶりは、改めてこの馬の強さを認識させられるものだった。ヨークシャーオークス(G1・イギリス・芝2370メートル)、ヴェルメイユ賞(G1・フランス・芝2400メートル)を制しているように、2400メートルこそが彼女のベストディスタンスである。

相手は日本調教馬で、実績から言えば、前走のブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)でオーギュストロダンの3着にきたシャフリヤールが最上位だが、残念ながら出走取りやめとなってしまった。そこで、皐月賞馬ソールオリエンスを退けて制した前走のセントライト記念(GⅡ・芝2200メートル)の内容が非常に良かった、3歳馬のレーベンスティール(牡3歳)を2番手に挙げたい。

ジェラルディーナ(牝5歳)、ゼッフィーロ(牡4歳)といった日本調教馬、ドイツでG1を制しての参戦となるフランス調教馬ジュンコ(せん4歳)、コーフィールドC(G1・オーストラリア)2着の実績があるウエストウインドブローズ(せん4歳)なども、馬券的には押さえたいと思っている。【ウエストウインドブローズは12月10日(日曜)に出走取消】(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: