JRAの環境への取組みクリーンエネルギー競馬

クリーンエネルギー競馬

サステナターフィー

2023年は全10競馬場で実施しました。

JRAでは2022年に引き続き、2023年も再生可能エネルギー(バイオマス由来)によって発電された電力(クリーンエネルギー)を使用し、当日の競馬開催で使用する電力量相当をまかなう「クリーンエネルギー競馬」を実施しました。

2023年「クリーンエネルギー競馬」の実施結果

消費電力量が多くなる夏季期間やGⅠ時期に実施した結果、10競馬場合わせて約59万kWhの電力を消費し、約241トンのCO2を削減しました。
これは50年生のスギの木約17,200本が1年間に吸収するCO2の量に相当します。(年間CO2吸収量14kg換算:林野庁関東森林管理局HP参照)

表はスクロールすることができます

2023年「クリーンエネルギー競馬」の実施結果(10競馬場分)
実施日 実施競馬場 当日の重賞 消費電力
(万kWh)
CO2削減量
(t)
6月3日(土曜) 阪神 鳴尾記念(GⅢ) 4.9 14.7
6月4日(日曜) 東京 安田記念(GⅠ) 11.6 50.4
7月9日(日曜) 福島 七夕賞(GⅢ) 6.3 31.4
7月16日(日曜) 函館 函館記念(GⅢ) 2.5 10.9
7月23日(日曜) 中京 中京記念(GⅢ) 5.4 24.4
8月6日(日曜) 新潟 レパードS(GⅢ) 6.7 29.3
8月20日(日曜) 札幌 札幌記念(GⅡ) 2.5 10.9
9月3日(日曜) 小倉 小倉2歳S(GⅢ) 7.1 21.3
10月1日(日曜) 中山 スプリンターズS(GⅠ) 7.5 34.4
11月12日(日曜) 京都 エリザベス女王杯(GⅠ) 4.7 14.2
合計 59.4 241.8

二酸化炭素の削減効果は!?(スギの木換算)

10場合わせて使用した電力

約59万kWh

クリーンエネルギーでまかなった結果

241トンのCO2を削減

50年生のスギの木約17,200本が1年間に吸収するCO2の量

2024年のクリーンエネルギー競馬について

今年度の実施については未定です。今後も引き続き温室効果ガス削減に取り組んでまいります。

  • 「クリーンエネルギー競馬」のしくみ

    太陽光・風力・バイオマス・水力などの温室効果ガス(CO2)を排出しない再生可能エネルギーで発電された電力の環境価値を「グリーン電力証書」という形で受け取る(購入する)ことにより、再生可能エネルギー由来のクリーンな電力を購入したとみなすシステムを利用します。
    JRAでは日本自然エネルギー株式会社様からバイオマス由来のグリーン電力証書を購入しています。この取組みによりCO2を削減し、購入代金も再生可能エネルギー推進のために役立てられます。

  • 初めてのクリーンエネルギー競馬はいつ?

    2022年6月5日(日曜)(安田記念〔GⅠ〕実施日)の東京競馬場において、JRAでは初めての試みとして実施した結果、当日の競馬開催で使用した電力約12万kWhをまかない、約54トンのCO2を削減しました。

  • JRAの環境への取組み

    JRAでは節電をはじめとする使用エネルギーの削減や再生可能エネルギーの創出・利用などにより、温室効果ガスの削減に取り組んでいます。

    クリーンエネルギー競馬以外にJRAが行っている温室効果ガスの削減への取組みについてはこちら(PDF:916KB)
  • 環境月間・世界環境デー・環境の日

    毎年6月は環境省の主唱による「環境月間」と定められています。
    また、毎年6月5日は、国連が制定する「世界環境デー」、環境基本法に基づく「環境の日」です。

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