第14回 プロキオンS
 
 
叩き合いに競り勝ったランザローテが重賞初制覇を果たす
 直線入口、逃げるサイキョウワールドに2番手から1番人気トーホウドルチェが並びかけていく。余力たっぷり、前走1600万下の安芸S(1着)と同様の勝ちパターンだ。その直後から、トーホウドルチェをマークするようにレースを進めた3番人気ランザローテも脚を伸ばす。プロキオンS(GIII)のゴール前200mは、この2頭の一騎打ち、内トーホウドルチェ、外ランザローテがびっしりと叩き合う展開となった。

 結局、最後はランザローテがアタマ差だけトーホウドルチェに競り勝ち、1番人気バンブーエールの猛追も3着に退けた。

 これまで屈腱炎など脚部不安を抱えて順調に使えなかったランザローテだが、その苦しい状況の中、7戦5勝の好成績でオープンクラスへと駆け上がってきた。2前走はマーチS9着、前走はオアシスS5着とこのクラスでも通用する力を少しずつつけ、ついに辿り着いた重賞タイトル。6歳とはいえまだキャリアは浅く、今後さらに上昇することも期待できるダート界の新星である。
(谷川善久)
 
 
 
 

2009年7月12日(日) 3回阪神8日
10R 第14回 プロキオンステークス(GIII)
サラ系3歳以上 1400m ダート・右
(国際)(指定) オープン 別定
3900 1600 980 590 390 万円
付加賞金 63 18 9 万円
発走 15:35
天候:晴   ダート:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 7 14 ランザローテ 牡6 56.0 武豊 1:22.7   36.1 530 0 池江泰寿 3
2 8 15 トーホウドルチェ 牝4 54.0 和田竜二 1:22.7 アタマ 36.2 448 0 田島良保 1
3 6 12 バンブーエール 牡6 59.0 松岡正海 1:23.0 1 3/4 36.1 478 -4 安達昭夫 2
4 2 4 サイキョウワールド 牡7 56.0 浜中俊 1:23.4 2 1/2 37.0 466 -6 坂口正大 11
5 5 10 タマモホットプレイ 牡8 57.0 熊沢重文 1:23.6 1 1/4 36.7 482 +2 南井克巳 9
6 3 5 サンライズバッカス 牡7 58.0 佐藤哲三 1:23.6 クビ 36.0 490 -10 音無秀孝 4
7 1 2 カルナバリート 牡6 56.0 幸英明 1:23.7 クビ 37.0 512 -8 藤沢則雄 5
8 4 7 リミットレスビッド 牡10 57.0 福永祐一 1:23.8 1/2 36.7 510 +10 加用正 10
9 5 9 ロジック 牡6 58.0 上村洋行 1:24.1 1 3/4 37.0 506 -6 橋口弘次郎 13
10 7 13 メイショウシャフト 牡6 56.0 石橋守 1:24.1 クビ 36.9 528 -6 高橋成忠 14
11 6 11 ダンディズム 牡7 56.0 鮫島良太 1:24.1 ハナ 36.1 500 +26 藤原英昭 12
12 4 8 オフィサー 牡7 56.0 小牧太 1:24.2 1/2 36.7 496 -20 森秀行 7
13 8 16 ワキノエクセル 牡7 56.0 生野賢一 1:24.3 クビ 36.6 518 +4 村山明 16
14 2 3 シカク地ディープサマー 牡7 56.0 川島正太郎 1:24.5 1 1/4 36.4 510 +1 川島正行 15
15 3 6 ファルカタリア 牡5 56.0 太宰啓介 1:24.6 1/2 37.1 504 -2 加藤征弘 8
中止 1 1 スリーアベニュー 牡7 56.0 川田将雅   506 -2 小野幸治 6
タイム
ハロンタイム 12.3 - 10.8 - 11.5 - 11.8 - 12.1 - 11.8 - 12.4
上り 4F 48.1 - 3F 36.3
コーナー通過順位
3コーナー 4,15(2,14)(10,12)9(8,7,13)6(5,16)11(3,1)
4コーナー 4,15(2,14)(10,12)(9,7,13)-(5,6)(8,16)11-3,1
払戻金
単勝 14 500円 3番人気 馬連 14-15 640円 2番人気 馬単 14-15 1,360円 4番人気
複勝 14
15
12
150円
120円
130円
3番人気
1番人気
2番人気
ワイド 14-15
12-14
12-15
270円
350円
210円
2番人気
3番人気
1番人気
3連複 12-14-15 760円 1番人気
3連単 14-15-12 3,960円 4番人気
枠連 7-8 600円 2番人気