第57回 阪神大賞典
 
 
アサクサキングスが重賞連覇で完全復活をアピール
 阪神大賞典(GII)には、昨年の菊花賞馬オウケンブルースリ、2年前の菊花賞馬アサクサキングス、ジャパンカップ勝ち馬スクリーンヒーローが出走。今年の中長距離路線で主役の座を担うであろう3頭による“三つ巴”の様相を呈していたが、結果はアサクサキングスのひとり勝ちに終わった。

 日経新春杯を逃げ切ったテイエムプリキュアが、前走同様の大逃げを打つ。しかし、さすがに今回は後続も捕まえに行く。特に目立ったのが、アサクサキングスの力強さだ。

 4コーナーで馬群の間を突くようにして押し上げていくと、直線では一気に先頭へ躍り出る。その一歩前でレースを進めていたヒカルカザブエも必死に食い下がったが、最後にはハナ差ねじ伏せての1着ゴールを果たすのだった。

 これで重賞2連勝、完全復活を印象づけたアサクサキングス。スクリーンヒーローは4着、オウケンブルースリは7着と伸びあぐねたのとは対照的に、しっかりと盾獲りへ近づいた勝利といえるだろう。
(谷川善久)
 
 
 
 

2009年3月22日(日) 1回阪神8日
11R 第57回 阪神大賞典(GII)
サラ系4歳以上 3000m 芝・右
(国際)(指定) オープン 別定
本賞金: 6500、 2600、 1600、 980、 650万円 発走 15:35
天候:雨   芝:重
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 6 7 アサクサキングス 牡5 58.0 四位洋文 3:13.2   38.3 508 0 大久保龍志 2
2 6 8 ヒカルカザブエ 牡4 56.0 秋山真一郎 3:13.2 ハナ 38.4 472 -14 岡田稲男 6
3 8 11 ナムラクレセント 牡4 56.0 小牧太 3:13.5 1 3/4 38.3 488 +4 福島信晴 4
4 7 10 スクリーンヒーロー 牡5 59.0 横山典弘 3:14.0 39.0 488 0 鹿戸雄一 3
5 2 2 トウカイトリック 牡7 57.0 和田竜二 3:14.1 クビ 38.6 452 +8 野中賢二 8
6 5 5 デルタブルース 牡8 58.0 川田将雅 3:14.4 39.7 524 +3 角居勝彦 10
7 8 12 オウケンブルースリ 牡4 58.0 内田博幸 3:14.4 アタマ 39.5 484 +2 音無秀孝 1
8 1 1 エアジパング せん6 58.0 福永祐一 3:15.3 39.9 444 -8 藤原英昭 5
9 4 4 テイエムプリキュア 牝6 56.0 荻野琢真 3:16.0 43.4 496 -6 五十嵐忠男 7
10 5 6 ゴーウィズウィンド 牡10 57.0 熊沢重文 3:16.0 クビ 39.8 466 -8 星野忍 12
11 3 3 ニホンピロレガーロ 牡6 57.0 酒井学 3:16.1 クビ 41.2 502 -12 服部利之 9
12 7 9 トウカイエリート 牡9 57.0 上村洋行 3:22.1 大差 44.2 490 +6 野中賢二 11
タイム
ハロンタイム 13.0 - 11.7 - 12.7 - 13.0 - 12.7 - 12.6 - 12.3 - 13.1 - 12.9 - 12.8 - 12.9 - 12.9 - 13.4 - 13.5 - 13.7
上り 4F 53.5 - 3F 40.6
コーナー通過順位
1コーナー 4=5,10(3,8)(7,12)(1,2,11)(6,9)
2コーナー 4=5(10,8)(3,12)7,11(1,2)9,6
3コーナー(2周目) 4=(5,8)(10,3)(7,12)11,2,1-6=9
4コーナー(2周目) 4=(5,8,7)(10,12)11(1,3,2)=6=9
払戻金
単勝 7 370円 2番人気 馬連 7-8 2,990円 9番人気 馬単 7-8 3,970円 13番人気
複勝 7
8
11
180円
640円
310円
2番人気
8番人気
4番人気
ワイド 7-8
7-11
8-11
1,120円
660円
1,840円
12番人気
5番人気
21番人気
3連複 7-8-11 6,470円 19番人気
3連単 7-8-11 29,520円 86番人気
枠連 6-6 2,880円 9番人気