第49回 きさらぎ賞
 
 
リーチザクラウン、悠々の逃げ切りで重賞初制覇
 前走・ラジオNIKKEI杯2歳Sではロジユニヴァースの決め手に屈して2着に甘んじたリーチザクラウン。しかし、きさらぎ賞(GIII)では素質を遺憾なく発揮、1番人気に応えて堂々の勝利を飾った。

 スピードと能力の違いでレースを引っ張ったリーチザクラウンに、4コーナー、好位勢が必死に食らいついていく。が、ひとたびリーチザクラウンがスパート体勢に入ると、その差は一気に広がった。さすがに大差勝ちを演じた経験もある京都・芝1800mコース、最後の伸びが違う。結局、待機策から追い込んだ2着リクエストソング、3着エンブリオらに3馬身半の差をつけて悠々の逃げ切り勝ち。晴れて重賞初勝利を遂げたのであった。

 豪快な末脚が持ち味だった父スペシャルウィークとはまったく異なる走りで、父と同じ重賞タイトルを獲得したリーチザクラウン。次の目標は、父と同じクラシックの王冠を戴くことができるかどうか。先行力を武器にチャレンジしていくことになる。
(谷川善久)
 
 
 
 

2009年2月15日(日) 2回京都6日
11R 第49回 きさらぎ賞(GIII)
サラ系3歳 1800m 芝・右 外
(国際)(特指) オープン 別定
本賞金: 4000、 1600、 1000、 600、 400万円 発走 15:35
天候:晴   芝:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 7 7 リーチザクラウン 牡3 56.0 武豊 1:48.9   35.0 500 -4 橋口弘次郎 1
2 3 3 リクエストソング 牡3 56.0 後藤浩輝 1:49.5 3 1/2 34.9 482 +2 石坂正 2
3 8 9 エンブリオ 牡3 56.0 安部幸夫 1:49.8 1 3/4 35.1 466 -6 清水英克 10
4 8 10 ベストメンバー 牡3 56.0 四位洋文 1:49.8 クビ 35.6 498 +2 宮本博 3
5 4 4 キタサンガイセン 牡3 56.0 安藤勝己 1:49.8 ハナ 35.7 496 -2 松田博資 4
6 2 2 ダノンカモン 牡3 56.0 岩田康誠 1:50.0 35.6 518 -12 池江泰寿 5
7 6 6 ハイローラー 牡3 56.0 幸英明 1:50.2 35.8 476 0 木原一良 6
8 1 1 トモロポケット 牡3 56.0 池添謙一 1:50.8 3 1/2 36.7 458 -2 河内洋 7
9 5 5 アルテマイスター 牡3 56.0 福永祐一 1:52.2 38.1 438 0 西浦勝一 9
10 7 8 スズノハミルトン 牡3 56.0 藤田伸二 1:52.5 37.9 484 +8 五十嵐忠男 8
タイム
ハロンタイム 13.0 - 11.5 - 11.9 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 11.8 - 11.1 - 12.1
上り 4F 47.2 - 3F 35.0
コーナー通過順位
3コーナー 7,1,5,4(2,6,10,8)3,9
4コーナー 7(1,5)(4,10)(2,6)3,9,8
払戻金
単勝 7 150円 1番人気 馬連 3-7 320円 1番人気 馬単 7-3 440円 1番人気
複勝 7
3
9
110円
130円
1,800円
1番人気
2番人気
10番人気
ワイド 3-7
7-9
3-9
160円
2,550円
4,960円
1番人気
19番人気
30番人気
3連複 3-7-9 11,440円 26番人気
3連単 7-3-9 31,180円 76番人気
枠連 3-7 320円 1番人気