IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2021年1月1日から9月5日までに実施された世界の主要レースを対象としていて、レーティング120以上の36頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、インターナショナルステークス(G1)、ムーランドロンシャン賞(G1)、トラヴァーズステークス(G1)などが新たな対象となっています。
ランキングトップはアダイヤー、ミシュリフ、セントマークスバシリカの3頭で、レーティングは127です。前回の中間発表では第4位タイ(レーティングは124)だったミシュリフがトップに並びました。ミシュリフは、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス(G1)でアダイヤーに1馬身3/4差で敗れていましたが、インターナショナルステークスでは2着馬に6馬身差で圧勝し、トップタイになりました。この3頭の今後の対戦結果がLWBRRの年間順位にも影響することになりそうです。第4位は前回第3位だったパレスピアで、レーティングは前回と同じ125です。ジャックルマロワ賞(G1)を連覇したパレスピアは今年4戦4勝(G1は3連勝)で、距離区分「M」のトップを守っています。第5位タイはニックスゴー、ネイチャーストリップの2頭で、レーティングは124です。その他では、ムーランドロンシャン賞を勝ったバーイードがレーティングを121に上げ、トラヴァーズステークスを勝ったエッセンシャルクオリティは距離区分「I」のレーティングも121としました(両馬の順位は第11位タイ)。
日本調教馬の掲載は前回と同じ5頭です。グランアレグリアがレーティング121で第11位タイに、クロノジェネシス、エフフォーリア、グローリーヴェイズ、シャフリヤールがレーティング120で第18位タイとなっています。グランアレグリアは今回の中間発表でも引き続き牝馬のトップです。
以下のPDFファイルで、ロンジンワールドベストホースランキング・日本馬のランキング等がご覧いただけます。
2021年1月1日から9月5日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。