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三冠馬の名を冠した3歳重賞
1964年にクラシック三冠を制したシンザンの名を冠した3歳重賞で、2011年2着のオルフェーヴルや2012年1着のジェンティルドンナ、2018年1着のアーモンドアイといった牡牝の三冠馬も出走していた一戦だ。今回は中京で行われた2021年から2023年と2025年を含む過去10年の結果を参考に、レースの特徴を探っていく。
伏兵台頭の余地あり
過去10年の当レースでは3番人気以内の馬がそろって4着以下に敗れたことはなく、ここ4年は3番人気以内の馬のうち2頭が3着以内に入っている。ただ、2016年と2017年は8番人気馬が勝利し、2024年と2025年は10番人気以下の馬が3着に入った。上位人気馬から軸を選ぶのが無難だが、相手は下位人気馬まで幅広く検討するべきだろう。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 2-2-2-4 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
| 4番人気 | 3-1-2-4 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
| 5番人気 | 0-1-0-9 | 0% | 10.0% | 10.0% |
| 6〜9番人気 | 2-2-1-33 | 5.3% | 10.5% | 13.2% |
| 10番人気以下 | 0-1-3-44 | 0% | 2.1% | 8.3% |
前走新馬組と1勝クラス組の好走が目立つ
過去10年の前走別成績を見ていくと、新馬組と1勝クラス組からそれぞれ4頭の優勝馬が出ている。新馬組は優勝した4頭とも4番人気以内だったのに対し、1勝クラス組の4勝のうち2勝は8番人気馬によるものだった。他にも1勝クラス組は昨年3着のウォーターガーベラ(14番人気)をはじめ、10番人気以下の馬が3着以内に入った例が複数あった。1勝クラスのレースから臨む馬は人気がなくても侮れないだろう。〔表2〕
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| GⅠ | 0-2-2-11 | 0% | 13.3% | 26.7% |
| GⅡ | 0-1-2-10 | 0% | 7.7% | 23.1% |
| GⅢ | 1-0-0-7 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
| オープン特別 | 0-0-0-4 | 0% | 0% | 0% |
| 1勝クラス | 4-3-3-28 | 10.5% | 18.4% | 26.3% |
| 新馬 | 4-2-0-15 | 19.0% | 28.6% | 28.6% |
| 未勝利 | 1-2-3-30 | 2.8% | 8.3% | 16.7% |
| 地方競馬 | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
通算出走回数に特徴あり
過去10年の優勝馬10頭のうち8頭は、通算出走回数が2戦以下だった。一方、2着と3着は3戦以上だった馬が多く、2・3着馬計20頭中14頭がキャリア3戦以上だった。ちなみに、単勝10番人気以下で馬券に絡んだ4頭は全てキャリア4戦以上だった。〔表3〕
| 通算出走回数 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 2戦以下 | 8-4-2-38 | 15.4% | 23.1% | 26.9% |
| 3戦以上 | 2-6-8-68 | 2.4% | 9.5% | 19.0% |

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前走の距離と末脚をチェック
京都競馬場で行われた過去6回の優勝馬は、いずれも当レースでの上がり3ハロンタイム推定順位が3位以内だったことから、勝ち切るにはメンバー上位の末脚が必要といえそうだ。そこで注目したいのが、前走の距離と末脚。この6頭は全て前走が芝1600メートルで、うち5頭はメンバー中2位以内の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた。前走の距離と上がり3ハロンタイムをチェックしておきたい。〔表4〕
(高那実 マヤ)
注記:表は横にスクロールすることができます。
| 年度 | 優勝馬 | 前走の距離 | 前走の上がり3ハロンタイム推定順位 |
|---|---|---|---|
| 2016年 | ロジクライ | 芝1600m | 4位 |
| 2017年 | キョウヘイ | 芝1600m | 1位 |
| 2018年 | アーモンドアイ | 芝1600m | 1位 |
| 2019年 | ヴァルディゼール | 芝1600m | 1位 |
| 2020年 | サンクテュエール | 芝1600m | 2位 |
| 2024年 | ノーブルロジャー | 芝1600m | 1位 |
