海外競馬発売

ブリーダーズカップターフ(G1)

キーンランド競馬場 芝2,400メートル3歳以上

発売時間
日本時間10月31日(土曜)
(発売詳細はこちらをご確認ください)
発走予定時刻
日本時間11月1日(日曜)6時36分

合田's View『世界の合田』によるレース展望

実力者ぞろいのヨーロッパ勢

芝12ハロン(2,400メートル)という条件だけに、過去10年のうち実に9年において欧州調教馬が優勝。圧倒的優位性を誇る。

A.オブライエン厩舎は、ダイヤモンドネックレスをここに差し向けてくる模様だ。2歳8月のデビューから、フランス牝馬二冠など4つのG1を含む無敗の6連勝を達成した同馬。今年8月のジャン&ルイロマネ賞(G1・フランス)で2着に敗れて連勝が止まったが、続く凱旋門賞(G1・フランス)では、初めての距離、大外枠という2つのハードルを克服して3着に健闘。力のあるところを改めてアピールしたこの馬が、中心的存在となりそうだ。

同じアイルランドからは、昨年に続く連覇を狙うエシカルダイヤモンドも参戦してくる。8月にレパーズタウン競馬場で行われたバリーローンS(G3・アイルランド)を制し、今季初勝利を挙げると、次走はアメリカに遠征し、総賞金200万ドルのケンタッキーターフC(G2・アメリカ)で2着に好走。以降はブリーダーズカップに照準を絞って調整されている。

イギリスからは、凱旋門賞2着、英チャンピオンS3着と、10ハロンから12ハロン路線で安定した成績を残しているベイシティローラーが遠征してくる。先行力がある馬で、アメリカの競馬場にフィットしそう。

ここに日本から参戦するのがディープモンスターだ。3歳時に三冠競走を皆勤するほど、早くから期待が高かった同馬。じっくりと力をつけ、7歳秋に京都大賞典(GⅡ)を制し重賞初制覇。今年2月にはカタールのアミールトロフィー(G2・カタール)を制し、8歳にして海外初勝利をあげた。その後も、チャンピオンズ&チャターC(G1・香港)3着、京都大賞典(GⅡ)4着と好走が続いており、まさに今が旬と思わせる躍動ぶりだ。アウェイでも力を出せることを実証済みなのは、心強い限りである。没後7年にして新たなG1勝ち馬が出現すれば、ディープインパクト伝説の輝ける1ページとなる。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

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