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海外競馬発売

10月31日(金曜)時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
NOTABLE SPEECH(GB)
牡4歳 C.アップルビー 厩舎
通算13戦6勝

THE LION IN WINTER(IRE)
牡3歳 A.オブライエン 厩舎
通算8戦2勝

デビューから2連勝で2歳(2024年)8月のエイコムS(G3・イギリス)を制して重賞初制覇を果たしましたが、秋の目標としていたデューハーストS(G1・イギリス)は挫跖で回避しました。今年は仕上がりが少し遅れ、始動戦となった5月のダンテS(G2・イギリス)が6着、6月の英ダービー(G1・イギリス)も14着。しかし、大幅な距離短縮(2,410メートルから1,400メートル)で向かった7月のジャンプラ賞(G1・フランス)では中団からじわじわと脚を伸ばして僅差の3着に入りました。その後は8月のジャックルマロワ賞(G1・フランス)では逃げて最下位の10着と崩れましたが、9月のムーランドロンシャン賞(G1・フランス)で先行策からしぶとく伸びて、勝ったサーランから短アタマ+クビ差の3着に入って巻き返すと、続く前走10月のクイーンエリザベス2世S(G1・イギリス)でも先行していったんは先頭に立つ場面を作り、1馬身1/4差の2着に好走しました。
SAHLAN(IRE)
牡3歳 F.グラファール 厩舎
通算6戦3勝

| 年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年9月7日 |
![]() パリロンシャン
|
芝1,600メートル | ムーランドロンシャン賞(G1) | 1着 | PLAY |
| 2025年8月10日 |
![]() ドーヴィル
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芝1,600メートル | ダフニス賞(G3) | 1着 | |
| 2025年6月28日 |
![]() シャンティイ
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芝1,600メートル | サンパトリック賞(リステッド) | 6着 | |
| 2025年5月11日 |
![]() パリロンシャン
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芝1,600メートル | 仏2000ギニー(G1) | 9着 | |
| 2025年4月13日 |
![]() パリロンシャン
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芝1,600メートル | フォンテーヌブロー賞(G3) | 2着 |
2歳(2024年)11月のデビュー戦(オールウェザー)を先行策から鋭く抜け出して優勝。2歳時は1戦1勝でした。今年は4月のフォンテーヌブロー賞(G3)でシーズンをスタートさせてハナ差の2着。その後、5月の仏2000ギニー(G1)がスタート悪く後方からの競馬となって9着、6月のサンパトリック賞(リステッド)も同じく出遅れ気味のスタートから6着でしたが、続く8月のダフニス賞(G3)ではまずまずのスタートから中団のやや後方に控えると、直線で鋭く伸び1馬身半差をつけて優勝。さらに前走9月のムーランドロンシャン賞(G1)でも中団追走から直線で差し脚を伸ばし、最後はロザリオンの追い上げを短アタマ差しのいで優勝。重賞連勝でG1タイトルを手にしています。
RHETORICAL(USA)
せん4歳 W.ウォルデン 厩舎
通算6戦5勝

| 年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年10月4日 |
![]() キーンランド
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芝1,600メートル | ターフマイルS(G1) | 1着 | PLAY |
| 2025年8月24日 |
![]() サラトガ
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芝1,700メートル | 3歳以上オープン | 1着 | |
| 2025年7月19日 |
![]() サラトガ
|
芝1,700メートル | 3歳以上条件 | 1着 | |
| 2025年5月18日 |
![]() アケダクト
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芝1,700メートル | 3歳以上条件 | 1着 | |
| 2024年8月24日 |
![]() サラトガ
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芝1,700メートル | 3歳以上条件 | 3着 |
3歳(2024年)7月のデビュー戦を5馬身差で快勝。続く8月の2戦目は出遅れと序盤折り合いを欠いたこともあって3着でした。その後は休養に入って、今年5月の条件戦でようやく復帰すると、これを先行して5馬身差で楽勝。そこからは7月の条件戦も先行して最後は流す余裕を見せながらも2馬身半差で制すと、8月の3歳以上オープンも6頭立ての3番手追走から直線で楽に抜け出して2馬身1/4差で快勝。さらに続いて向かった前走10月4日のターフマイルS(G1)でも4番手追走から直線で末脚を伸ばして、サラトガダービーなどG1・3勝のプログラムトレーディングに3/4馬身差をつけて優勝。4連勝でG1初制覇を果たしています。
FORMIDABLE MAN(USA)
牡4歳 M.マッカーシー 厩舎
通算15戦8勝

| 年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年8月30日 |
![]() デルマー
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芝1,600メートル | デルマーマイルS(G2) | 1着 | PLAY |
| 2025年7月27日 |
![]() デルマー
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芝1,800メートル | エディーリードS(G2) | 1着 | |
| 2025年5月26日 |
![]() サンタアニタパーク
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芝1,600メートル | シューメーカーマイルS(G1) | 4着 | |
| 2025年3月1日 |
![]() サンタアニタパーク
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芝1,600メートル | フランクE.キルローマイル(G1) | 1着 | |
| 2025年1月25日 |
![]() ガルフストリームパーク
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芝1,800メートル | ペガサスワールドカップターフ(G1) | 12着 |
2歳(2023年)9月のデビュー戦で勝利。その後はG2での2着があったとはいえ少し伸び悩んでいましたが、昨年7月にオーシャンサイドS(リステッド)で差し切り勝ちを収めると、9月のデルマーダービー(G2)も差して勝利。さらに11月のハリウッドダービー(G1)は先行抜け出しの競馬で制して、3連勝でG1馬へと一気に駆け上がりました。今年はフロリダ州に遠征して走った1月のペガサスワールドカップターフ(G1)は逃げて12着に終わりましたが、カリフォルニア州に戻り、ブリンカーを外して迎えた3月のフランクE.キルローマイル(G1)では中団に控えると、直線では最内を鋭く抜け出して優勝しました。その後は5月のシューメーカーマイルS(G1)は後方からの競馬で4着でしたが、7月のエディーリードS(G2)では6頭立ての3番手追走から直線で抜け出して優勝すると、続く前走8月のデルマーマイルS(G2)では6頭立ての5番手から目立つ末脚を披露して優勝。重賞連勝としています。なお、デルマー競馬場ではこれまでG1のハリウッドダービーやG2・3勝を含む6戦6勝です。
PROGRAM TRADING(GB)
牡5歳 C.ブラウン 厩舎
通算9戦5勝

| 年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年10月4日 |
![]() キーンランド
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芝1,600メートル | ターフマイルS(G1) | 2着 | PLAY |
| 2025年8月29日 |
![]() サラトガ
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芝1,700メートル | バーナードバルークS(リステッド) | 2着 | |
| 2024年6月8日 |
![]() サラトガ
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芝1,900メートル | マンハッタンS(G1) | 5着 | |
| 2024年5月4日 |
![]() チャーチルダウンズ
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芝1,800メートル | ターフクラシックS(G1) | 1着 | |
| 2023年12月2日 |
![]() デルマー
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芝1,800メートル | ハリウッドダービー(G1) | 1着 |
3歳(2023年)8月のサラトガダービー(G1)を逃げ切り勝ち。同年5月のデビューから3連勝でG1タイトルを手にしました。その後、9月のバージニアダービー(G3)2着で連勝が止まりましたが、12月にデルマー競馬場で行われたハリウッドダービー(G1)では差し切り勝ちを収めて巻き返しました。昨年は始動戦となった5月のターフクラシックS(G1)を先行策から2着馬との競り合いをアタマ差で制して3つ目のG1制覇を果たしましたが、続く6月のマンハッタンS(G1)で5着に終わると、長期休養入り。ようやく復帰を果たした今年8月のバーナードバルークS(リステッド)で5頭立ての最後方から追い込んでクビ差の2着の後、前走10月のターフマイルS(G1)も中団から差し脚を伸ばしたものの、勝ったレトリカルから3/4馬身差の2着でした。
ARGINE(JPN)
牝5歳 栗東・中内田 充正 厩舎
通算14戦7勝

3歳(2023年)1月のデビュー戦に優勝。この年は6月に遊楽部特別(1勝クラス)も制しました。昨年は2月に太宰府特別(2勝クラス)、6月には博多S(3勝クラス)に勝利。続いて重賞初挑戦となったクイーンS(GⅢ)は3着でしたが、シーズン終盤には10月のカシオペアS(リステッド)と12月のターコイズS(GⅢ)を連勝して重賞タイトルをつかみました。今年は4月の阪神牝馬S(GⅡ)が勝ったサフィラとハナ差の2着、続く5月のヴィクトリアマイル(GⅠ)は直線でよく伸びて勝ったアスコリピチェーノからタイム差なしの4着、そして前走8月のクイーンS(GⅢ)は中団追走から直線で早めに立つ競馬で優勝。2回目の重賞制覇を果たしています。
JOHANNES(USA)
牡5歳 T.ヤクティーン 厩舎
通算15戦9勝

| 年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年9月27日 |
![]() サンタアニタパーク
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芝1,600メートル | シティオブホープマイルS(G2) | 1着 | PLAY |
| 2025年8月2日 |
![]() サラトガ
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芝1,600メートル | フォースターデイヴS(G1) | 9着 | |
| 2024年12月26日 |
![]() サンタアニタパーク
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芝1,800メートル | サンガブリエルS(G2) | 1着 | |
| 2024年11月2日 |
![]() デルマー
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芝1,600メートル | ブリーダーズカップマイル(G1) | 2着 | PLAY |
| 2024年9月28日 |
![]() サンタアニタパーク
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芝1,600メートル | シティオブホープマイルS(G2) | 1着 |
2歳(2022年)の大晦日にデビュー4戦目にして初めて芝で走った未勝利戦で初勝利を挙げると、そこから翌年4月のパサデナS(リステッド)まで3連勝。しかし続く5月のアメリカンターフS(G2)で5着に終わると休養に入りました。昨年は約11か月ぶりの復帰戦となった4月のアメリカンS(G3)で重賞初制覇を果たすと、続く5月のシューメーカーマイルS(G1)、7月のエディーリードS(G2)、9月のシティオブホープマイルS(G2)と重賞4連勝。続く11月のブリーダーズカップマイル(G1)はモアザンルックスに差されはしたものの、中団からよく伸びて2着に入りました。その後は12月のサンガブリエルS(G2)に勝ってシーズンを白星で締めくくりましたが、レース後に骨挫傷が判明して休養入り。休み明け初戦となった今年8月のフォースターデイヴS(G1)は序盤に不利が重なったことも響いたか9着と崩れましたが、続く前走9月のシティオブホープマイルS(G2)では中団から直線で鋭い末脚を繰り出して優勝。復活をアピールしています。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
3歳(2024年)1月のデビューからオールウェザーで3連勝して挑んだ5月の英2000ギニー(G1・イギリス)では後方から出色の末脚を繰り出してロザリオンに1馬身半差をつけて優勝。史上初めて初芝での同レース制覇を成し遂げました。その後はセントジェームズパレスS(G1・イギリス)でロザリオンの7着の後、サセックスS(G1・イギリス)では再び素晴らしい瞬発力を披露して快勝しましたが、そこからはムーランドロンシャン賞(G1・フランス)が重馬場の影響か5着、続く11月のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)も後方からもうひと伸びを欠いて3着でシーズンを終えました。今年は5月のロッキンジS(G1・イギリス)と6月のクイーンアンS(G1・イギリス)でともに4着の後、マイルから1,200メートルに距離を短縮した7月のジュライC(G1・イギリス)は5着。しかし再びマイルに戻った8月のジャックルマロワ賞(G1・フランス)で後方追走から馬群を縫って、勝ったディエゴヴェラスケスのアタマ差2着まで追い上げると、続く前走ウッドバインマイルS(G1・カナダ)では出遅れながらもすぐに中団につけると、直線で鋭く伸び、G1・2着の実績があるマイボーイプリンスに1馬身3/4差をつけて優勝しました。