2歳時に阪神3歳牝馬S(GⅠ)を制し、1996年度のJRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。
3歳時には桜花賞(GⅠ)こそキョウエイマーチの2着に敗れたものの、オークス(GⅠ)では雪辱を果たし見事優勝。父メジロライアンがあと一歩届かなかったクラシックタイトルを手にした。その後も秋華賞(GⅠ)に勝利し、1997年度のJRA賞最優秀3歳牝馬、最優秀父内国産馬を受賞した。
翌4歳時には、牡馬相手に果敢に挑戦するもなかなか結果が出せなかったが、エリザベス女王杯ではこれまで3度後塵を拝していた女傑・エアグルーヴに勝利し、4つ目のGⅠタイトルを獲得。さらに翌年同レースを連覇し、1998・1999年度のJRA賞最優秀4歳以上牝馬を受賞。
4年連続GⅠ勝利、4年連続のJRA賞受賞という快挙を成し遂げた。
メジロドーベルMejiro Dober
1994年5月6日生 牝 鹿毛
父:メジロライアン 母:メジロビユーテイー
冠名+ドーベルマン(犬種)
開催日 | レース名 | 開催場所 | 着順 | 騎手 | コース・距離 | タイム | 1(2)着馬(注釈) | レース映像 |
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1996年 7月13日 |
3歳新馬 | 新潟 | 1 | 吉田豊 | 芝1000 | 58.2 | (セントラルハイジ) | |
1996年 9月1日 |
新潟3歳S(GⅢ) | 中山 | 5 | 吉田豊 | 芝1200 | 1:11.4 | パーソナリティワン | |
1996年 10月6日 |
サフラン賞 | 東京 | 1 | 吉田豊 | 芝1400 | 1:23.5 | (ダイワアンジェラ) | |
1996年 10月27日 |
いちょうS | 東京 | 1 | 吉田豊 | 芝1600 | 1:35.0 | (スカイバロン) | |
1996年 12月1日 |
阪神3歳牝馬S(GⅠ) | 阪神 | 1 | 吉田豊 | 芝1600 | 1:34.6 | (シーズプリンセス) | |
1997年 3月1日 |
チューリップ賞(GⅢ) | 阪神 | 3 | 吉田豊 | 芝1600 | 1:38.1 | オレンジピール | |
1997年 4月6日 |
桜花賞(GⅠ) | 阪神 | 2 | 吉田豊 | 芝1600 | 1:37.6 | キョウエイマーチ | |
1997年 5月25日 |
オークス(GⅠ) | 東京 | 1 | 吉田豊 | 芝2400 | 2:27.7 | (ナナヨーウイング) | |
1997年 9月14日 |
オールカマー(GⅡ) | 中山 | 1 | 吉田豊 | 芝2200 | 2:16.6 | (ヤシマソブリン) | |
1997年 10月19日 |
秋華賞(GⅠ) | 京都 | 1 | 吉田豊 | 芝2000 | 2.00.1 | (キョウエイマーチ) | |
1997年 12月21日 |
有馬記念(GⅠ) | 中山 | 8 | 吉田豊 | 芝2500 | 2:36.0 | シルクジャスティス | |
1998年 1月25日 |
日経新春杯(GⅡ) | 京都 | 8 | 吉田豊 | 芝2400 | 2:27.3 | エリモダンディー | |
1998年 4月5日 |
産経大阪杯(GⅡ) | 阪神 | 2 | 吉田豊 | 芝2000 | 2:01.4 | エアグルーヴ | |
1998年 6月13日 |
目黒記念(GⅡ) | 東京 | 5 | 吉田豊 | 芝2500 | 2:35.8 | ゴーイングスズカ | |
1998年 7月12日 |
宝塚記念(GⅠ) | 阪神 | 5 | 吉田豊 | 芝2200 | 2:12.4 | サイレンススズカ | |
1998年 10月18日 |
府中牝馬S(GⅢ) | 東京 | 1 | 吉田豊 | 芝1800 | 1:49.3 | (グレースアドマイヤ) | |
1998年 11月15日 |
エリザベス女王杯(GⅠ) | 京都 | 1 | 吉田豊 | 芝2200 | 2:12.8 | (ランフォザドリーム) | |
1998年 12月27日 |
有馬記念(GⅠ) | 中山 | 9 | 吉田豊 | 芝2500 | 2:33.2 | グラスワンダー | |
1999年 2月28日 |
中山牝馬S(GⅢ) | 中山 | 2 | 吉田豊 | 芝1800 | 1:48.7 | ナリタルナパーク | |
1999年 10月10日 |
毎日王冠(GⅡ) | 東京 | 6 | 吉田豊 | 芝1800 | 1:46.4 | グラスワンダー | |
1999年 11月14日 |
エリザベス女王杯(GⅠ) | 京都 | 1 | 吉田豊 | 芝2200 | 2:13.5 | (フサイチエアデール) |