1992年にダート競走でデビュー勝ちを飾ると、3戦目の桜草特別で2勝目をあげる。その次走はスプリングS（GⅡ）に挑戦するが、勝ち馬のミホノブルボンから3秒5離された12着に敗れその後は短距離路線を歩んでいくこととなる。
スプリングS後は、クリスタルC（GⅢ）で重賞初制覇を果たし、その後オープン特別で2勝をあげ、年末のスプリンターズS（GⅠ）に挑戦するもニシノフラワーの6着に敗れる。
翌1993年は10月から始動。休養をはさみ体質の強化や脚質に幅が出たことからレース振りが安定する。12月のスプリンターズSではその年GⅠ2勝のヤマニンゼファーや前年覇者ニシノフラワーに完勝し、GⅠ競走初勝利を飾る。
翌1994年も、ダービー卿チャレンジトロフィー（GⅢ）を勝利し、秋のスワンS（GⅡ）では当時の日本レコードを樹立。引退レースとなったスプリンターズSも、その年から国際レースとなり海外の強敵が揃った中、2着に4馬身差をつけ日本レコードで圧勝した。
全11勝を全て1400m以下であげ、1400m以下の競走については12戦11勝と、まさに短距離王の名にふさわしい活躍であった。