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2024年11月2日

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武 豊騎手が黄綬褒章を受章

令和6年秋の褒章におきまして、下記のとおり褒章が授与されることとなりましたので、お知らせいたします。

氏名

武 豊騎手(55歳)

褒章の種別

黄綬褒章

功労の概要

業務精励(騎手業)

  • 武 豊騎手のコメント

    この度は、黄綬褒章という身に余る栄誉をいただき、大変光栄に存じます。この受章は私だけでは成しえなかったことであり、競馬に携わる多くの方々のご努力の賜物であると思います。
    皆様の応援のお陰を持ちまして、数々のレースで優勝することが出来ました。ここに、競馬関係者・ファンの皆様、そして馬たちに、心からの感謝の気持ちを送りたいと思います。
    これからも、この受章に恥じないよう、騎乗技術をみがき、更なる競馬の発展に貢献していきたいと思います。

プロフィール

武 豊騎手

1987(昭和62)年、中央競馬の騎手免許を取得。2024(令和6)年11月2日現在、前人未到のJRA通算4,545勝を挙げており、うち362勝が重賞競走、その中にはGⅠ競走が82勝含まれます(いずれも歴代1位)。デビュー翌年にはスーパークリークで菊花賞を制し、これはJRA史上最年少GⅠ勝利記録です(19歳7ヶ月23日)。また、デビュー3年目には、早くもJRA年間最多勝利の栄誉に輝き、以降、通算18度の年間最多勝を獲得しています(史上最多)。さらに、1995(平成7)年には、史上最速かつ最年少でJRA通算1,000勝を達成、2024(令和6)年には、デビュー以来38年連続JRA重賞競走を勝利、同年の第170回天皇賞(秋)で同レース最多タイ記録となる通算7勝目を挙げるなど、数々の記録を打ち立てています。
海外においても、1994(平成6)年にスキーパラダイスでムーラン・ド・ロンシャン賞(仏G1)を勝利(JRAの日本人騎手として初の海外G1勝利)、1998(平成10)年にシーキングザパールでモーリス・ド・ゲスト賞(仏G1)を勝利(日本調教馬初の海外G1勝利)するなど、多数の勝利を挙げています。
常にトップジョッキーとして第一線で活躍を続けるとともに、日本騎手クラブ会長として騎手および競馬の社会的地位の向上に尽力し、2019(令和元)年には「第1回競馬功績者表彰(農林水産大臣賞)」を受賞しました。また、2020(令和2)年には、我が国のスポーツ振興において特に顕著な功績を挙げたとして、「スポーツ功労者顕彰(文部科学大臣賞)」を受賞しました。そして、このたび、中央競馬の発展ならびに畜産業の振興に多大なる貢献を果たした功績が認められ、令和6年秋の褒章において「黄綬褒章」を受章しました。

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