JRAニュース
IFHA(国際競馬統括機関連盟)は、2023年世界のトップ100GⅠ競走を発表し、「2023年ロンジンワールドベストレースホース」に輝いたイクイノックスが優勝した同年のジャパンカップが「2023年ロンジンワールドベストレース」を受賞いたしました。
2015年に現行の形式で世界のGⅠ競走のランキングが発表されるようになって以降、これまで日本の競走の最高位は2020年のジャパンカップの3位でしたので、2023年のジャパンカップが同年に実施されたGⅠ競走において世界1位となったことは史上初の快挙となります。
今回は11ヵ国39競馬場のGⅠ競走がリストに名を連ね、1位は日本のジャパンカップ(126.75)、2位はアラブ首長国連邦のドバイシーマクラシック(126.50)、3位はフランスの凱旋門賞(124.75)となっています。
その他日本の競走は下表のとおり合計15競走が100位以内にランクインしており、ランクインした競走数では、オーストラリア(24競走)、アメリカおよびイギリス(17競走)に続き、世界4位となっています。
なお、ジャパンカップが「2023年ロンジンワールドベストレース」を受賞したことを記念して、以下のとおり番組変更のうえ、記念競走を実施いたします。
順位 | レース名(年間レースレーティング) |
---|---|
1位 | ジャパンカップ(126.75) |
5位 | 宝塚記念(124.25) |
6位 | 天皇賞(秋)(123.50) |
8位 | 有馬記念(グランプリ)(123.00) |
41位 | 安田記念(118.50) |
50位 | 大阪杯(117.75) |
55位 | 東京優駿(日本ダービー)、菊花賞(117.50) |
63位 | マイルチャンピオンシップ(117.25) |
78位 | 天皇賞(春)、チャンピオンズカップ(116.50) |
93位 | フェブラリーステークス、東京大賞典(116.00) |
97位 | 皐月賞、ヴィクトリアマイル(115.75) |
2023年の年間レースレーティングの上位100競走(2歳を除く)をランキングしたもの。
年間レースレーティングは、当該競走における上位4着までの馬の公式レーティング(注記)の平均値をいいます。競走の質を表すこの数値は、格付審査等に用いられます。なお、牝馬限定競走以外のレースで、上位4着までに牝馬が入着した場合には、当該馬に牝馬アローワンス(一律4ポンド)を加算して算出します。
S【Sprint】 | 1,000mから1,300m(北米は1,000mから1,599m) |
M【Mile】 | 1,301mから1,899m(北米は1,600mから1,899m) |
I【Intermediate】 | 1,900mから2,100m |
L【Long】 | 2,101mから2,700m |
E【Extended】 | 2,701m以上 |