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素質を開花させGⅠへの足がかりに
将来性豊かな若駒がしのぎを削ってきたGⅢ。2021年の優勝馬シャフリヤールは次走で日本ダービーを制した。他にも、メイショウタバル、ブラストワンピース、アルアインなど、過去の優勝馬には後にGⅠ馬となった馬が多い。過去10年の結果からレース傾向を見ていく。
上位人気馬の成績が拮抗
2018年のブラストワンピースを最後に1番人気の優勝はないが、過去10年の勝ち馬は全て5番人気以内だった。3着以内馬の総数を見ても上位人気馬が優勢で、6番人気以下で馬券に絡んだのはわずか4頭にとどまっている。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-4-2-2 | 20.0% | 60.0% | 80.0% |
| 2番人気 | 4-3-1-2 | 40.0% | 70.0% | 80.0% |
| 3番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 4番人気 | 1-1-3-5 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
| 5番人気 | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
| 6番人気以下 | 0-2-2-48 | 0% | 3.8% | 7.7% |
2勝馬が毎年連対
過去10年で3勝以上挙げていた馬の出走はなく、出走馬は全て2勝馬か1勝馬だった。好走率が高いのは実績で上回る2勝馬の方で、過去10年の全ての年で2勝馬が2着以内に入っている。2勝馬の出走は過去10年で35頭とそれほど多くないので、軸馬は2勝馬の中から選ぶのがよさそうだ。〔表2〕
| 勝利数 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 2勝 | 8-5-4-18 | 22.9% | 37.1% | 48.6% |
| 1勝以下 | 2-5-6-54 | 3.0% | 10.4% | 19.4% |
内枠が優勢
多頭数になることが少ないレースで、過去10年の最大出走頭数は13頭となっている。少頭数、かつ広い外回りコースを使用するので、馬番別の成績に内外差は生じにくいように感じるが、さにあらず。馬番が1番から4番だった馬が毎年馬券に絡んでいるのに対し、9番よりも外の馬番となった馬は好走率が大きく下がっている。〔表3〕
(姫園 淀仁)
| 馬番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜4番 | 6-6-4-24 | 15.0% | 30.0% | 40.0% |
| 5〜8番 | 3-4-4-29 | 7.5% | 17.5% | 27.5% |
| 9〜13番 | 1-0-2-19 | 4.5% | 4.5% | 13.6% |
