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毎年のようにクラシック好走馬を送り出す注目の一戦
共同通信杯はクラシックの重要な前哨戦で、過去10年の優勝馬から2016年のディーマジェスティ、2021年のエフフォーリア、2024年のジャスティンミラノと3頭の皐月賞馬が誕生。さらにこの3頭に加え、2017年のスワーヴリチャード、2019年のダノンキングリー、2025年のマスカレードボールの計6頭が日本ダービーで3着以内に入っている。クラシックに直結する要注目の一戦にはどのような特徴があるのか、過去10年の結果から探ってみたい。
上位人気馬同士での決着は少ない
過去10年で単勝1番人気と2番人気はそれぞれ1勝にとどまり、6番人気が2勝を挙げるなど伏兵が好走したケースも少なくない。出走頭数は最も多かった年でも12頭と少頭数になりがちなレースではあるが、3着以内馬が全て5番人気以内の馬だったケースは3回と少ないので、下位人気馬まで幅広く検討すべきだろう。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 1-3-2-4 | 10.0% | 40.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 3番人気 | 4-1-1-4 | 40.0% | 50.0% | 60.0% |
| 4番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
| 5番人気 | 0-2-0-8 | 0% | 20.0% | 20.0% |
| 6〜9番人気 | 2-3-2-31 | 5.3% | 13.2% | 18.4% |
| 10番人気以下 | 0-0-1-14 | 0% | 0% | 6.7% |
枠の内外で成績に大きな差はない
過去10年の枠番別成績では3枠だけ3着以内馬が出ていないが、それを除けば成績に大差はない。少頭数になることが多い一戦ということもあってか、枠の内外を気にする必要はなさそうだ。〔表2〕
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
| 2枠 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 3枠 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
| 4枠 | 1-2-2-5 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
| 5枠 | 1-2-0-10 | 7.7% | 23.1% | 23.1% |
| 6枠 | 3-0-2-10 | 20.0% | 20.0% | 33.3% |
| 7枠 | 1-2-3-11 | 5.9% | 17.6% | 35.3% |
| 8枠 | 1-2-2-13 | 5.6% | 16.7% | 27.8% |
前走のクラスや着順に注目
過去10年の前走別成績を見ていくと、GⅠ組の連対率が高く、GⅢ組は勝率と連対率こそ低いが3着内率はGⅠ組と遜色ない。3着内率でその2組を上回っているのが新馬組で、15頭中7頭が3着以内に入り3着内率は46.7%に達している。また、1勝クラス組も前走が1着だった馬に限れば〔3・1・1・4〕と3着内率が55.6%にアップする。一方、未勝利組は全馬が前走で1着だったが、2016年に優勝したディーマジェスティ以外は3着以内に入っていないので割り引きが必要だろう。〔表3〕
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| GⅠ | 2-4-0-11 | 11.8% | 35.3% | 35.3% |
| GⅡ | 0-0-1-4 | 0% | 0% | 20.0% |
| GⅢ | 1-1-6-18 | 3.8% | 7.7% | 30.8% |
| オープン特別 | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
| 1勝クラス | 4-2-1-16 | 17.4% | 26.1% | 30.4% |
| 新馬 | 2-3-2-8 | 13.3% | 33.3% | 46.7% |
| 未勝利 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
| 地方・海外 | 0-0-0-4 | 0% | 0% | 0% |
- 注記:リステッドはオープン特別に含む

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前走の日付と単勝人気をチェック
過去10年の優勝馬10頭のうち、前走が新馬・未勝利・1勝クラスだった7頭はいずれも前走で単勝2番人気以内に支持されていた。重賞組の3頭も前走で4番人気以内だったことから、前走で上位人気に支持されていたことが一つの条件といえそうだ。また、2018年のオウケンムーンを除く9頭は前走が11月または12月で、ここが年明け初戦だったことも参考にしたい。〔表4〕
(高那実 マヤ)
注記:表は横にスクロールすることができます。
| 年度 | 優勝馬 | 前走の日付 | 前走の単勝人気 |
|---|---|---|---|
| 2016年 | ディーマジェスティ | 11月23日 | 未勝利・1番人気 |
| 2017年 | スワーヴリチャード | 11月19日 | GⅢ・4番人気 |
| 2018年 | オウケンムーン | 1月8日 | 1勝クラス・1番人気 |
| 2019年 | ダノンキングリー | 12月15日 | 1勝クラス・2番人気 |
| 2020年 | ダーリントンホール | 11月30日 | 1勝クラス・1番人気 |
| 2021年 | エフフォーリア | 11月8日 | 1勝クラス・2番人気 |
| 2022年 | ダノンベルーガ | 11月21日 | 新馬・1番人気 |
| 2023年 | ファントムシーフ | 12月28日 | GⅠ・2番人気 |
| 2024年 | ジャスティンミラノ | 11月18日 | 新馬・2番人気 |
| 2025年 | マスカレードボール | 12月28日 | GⅠ・4番人気 |
