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ナルカミ
牡3歳
調教師:田中博康(美浦)

- 父:サンダースノー
- 母:オムニプレゼンス
- 母の父:ディープインパクト
- ここに注目!
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ここまで6戦5勝と、ほぼパーフェクトな戦歴を歩んでいる。3歳馬同士では敵なしとも言えるほどのレース内容を見せてきており、初めての他世代相手のGⅠとなるこのレースで、ダート中距離路線の主役に名乗りを上げる。
昨年11月のメイクデビュー京都(ダート1800メートル)で、2着馬に2秒0差をつける大差勝ちで衝撃的なデビューを飾った。4走前の1勝クラス(中山・ダート1800メートル)から4連勝をマーク。前々走の不来方賞(JpnⅡ・盛岡・ダート2000メートル)を2馬身1/2差で制して重賞初勝利を挙げ、前走のジャパンダートクラシック(大井・ダート2000メートル)は3馬身差をつける完勝で、JpnⅠ初制覇を果たした。自ら先手を取ってペースを刻み、そのまま押し切る競馬内容を続けており、展開に左右されない強みはここでも武器となりそうだ。中京は1戦して7着だが、本格化前のもの。ここでリベンジを果たしたい。
ダブルハートボンド
牝4歳
調教師:大久保龍志(栗東)

- 父:キズナ
- 母:パーシステントリー
- 母の父:Smoke Glacken
- ここに注目!
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前走のみやこSで重賞初制覇。1分47秒5の走破時計は、ダート1800メートルにおけるJRAレコードを0秒1更新する破格の数字だった。その勢いに乗り、GⅠの大舞台でもスピードを見せつける。
昨年8月の未勝利(中京・ダート1800メートル)が初出走とデビューこそ遅かったが、そこから5連勝で今年6月のオープン特別・三宮S(阪神・ダート1800メートル)を勝ち、一気に出世を果たした。前々走のブリーダーズゴールドC(JpnⅢ・門別・ダート2000メートル)は2着だったが、前走のみやこSで重賞初制覇。レース後も順調に調整を進めており、厩舎スタッフは「前走で馬はできているので、今回もいい調子でいけるように調整しています。速い時計はいらないと思います。(前走の)ダメージもそれほどなかったですからね」とうなずく。今回の中京・ダート1800メートルでは3戦3勝と、条件も絶好と言えそうだ。
ウィルソンテソーロ
牡6歳
調教師:高木登(美浦)

- 父:キタサンブラック
- 母:チェストケローズ
- 母の父:Uncle Mo
- ここに注目!
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GⅠ初挑戦だった一昨年のチャンピオンズCで2着に好走。昨年の当レースでもハナ差の2着と、あと一歩のところまで迫った。2年連続で好走している条件だけに、相性の良さは疑いようがない。今年こそもうひと押しを決めたい。
これまでダートグレードレース5勝、そのうちJpnⅠで2勝の実績を誇るダート中距離界のトップランナー。昨年は佐賀開催のJBCクラシック(ダート2000メートル)でJpnⅠ初制覇。2着馬に4馬身差をつける完勝で、ひと皮むけた姿を披露した。その後はチャンピオンズC、東京大賞典(GⅠ・大井・ダート2000メートル)で2着と地力の高さを披露。今年は年明けから4着、7着、5着と敗戦が続いたものの、前々走のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ・盛岡・ダート1600メートル)を4馬身差で快勝し、再び強い姿を見せた。昨年、一昨年の当レースで2着と好走しているが、当時の勝ち馬レモンポップはすでに引退。今年はビッグチャンス到来と言えそうだ。
メイショウハリオ
牡8歳
調教師:岡田稲男(栗東)

- 父:パイロ
- 母:メイショウオウヒ
- 母の父:マンハッタンカフェ
- ここに注目!
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GⅠで強豪そろった一戦だが、本馬の重賞6勝、そのうちJpnⅠで4勝という実績は、ここでも抜けていると言えるだろう。8歳を迎えてもなお、レースぶりから能力は健在とみてよさそうで、初のGⅠ制覇を狙う。
一昨年の帝王賞(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)を制して以降、白星から遠ざかっていたが、その中でも昨年もJBCクラシック(JpnⅠ・佐賀・ダート2000メートル)で2着に好走するなど、ダートの一線級で力を示していた。8歳となった今年は、4月の川崎記念(JpnⅠ・川崎・ダート2100メートル)で久しぶりの白星をゲット。船橋開催の前走・JBCクラシック(JpnⅠ・ダート1800メートル)でも2着に好走しており、いい流れのまま今回に向かえそうだ。管理する岡田稲男調教師は「一回使って体もグッと良くなりました。(8歳で)しんどさもあると思うけど、気持ちでカバーしている。走りから、気持ちとともに躍動感が伝わってきます」と、愛馬の頑張りに目を見張る。
シックスペンス
牡4歳
調教師:国枝栄(美浦)

- 父:キズナ
- 母:フィンレイズラッキーチャーム
- 母の父:Twirling Candy
- ここに注目!
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今回でダートのレースは2度目の出走。経験が浅いぶん、これからの伸びしろも十分と言えるだろう。ダート2戦目の慣れも見込めるだけに、GⅠでさらなるパフォーマンスアップを見せたい。
メイクデビュー中山(芝1600メートル)、1勝クラス・ひいらぎ賞(中山・芝1600メートル)と連勝を飾ると、勢いのままに挑んだスプリングSで重賞初制覇。メンバー中最速の上がり3ハロン33秒3(推定)をマークし、2着馬に3馬身1/2差をつける完勝だった。昨年秋の毎日王冠を制すと、今年初戦となった中山記念も優勝。順調にタイトルを積み重ねている。初めてのダートに挑んだ前走のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ・盛岡・ダート1600メートル)では、戸惑うことなくレースを進め、3着馬には4馬身差をつけての2着と、ダート適性の高さを披露した。順調度という点ではメンバー屈指と言えそうだ。
ルクソールカフェ
牡3歳
調教師:堀宣行(美浦)

- 父:American Pharoah
- 母:Mary's Follies
- 母の父:More Than Ready
- ここに注目!
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全兄にフェブラリーSを連覇したカフェファラオがおり、ダートの良血といえる一頭。前走で重賞初制覇を果たし、勢いに乗ってJRA・GⅠに初挑戦する。血統からもマイルのイメージが強いが、1800メートルでも2戦2勝の成績を残しており、距離延長への不安はない。
デビュー3戦目の未勝利(東京・ダート1600メートル)で勝ち上がり。2着のアドマイヤデイトナはのちにUAEダービー(G2)を制したように、2歳時から強敵相手に経験を積んでいた。その初勝利から4連勝で、オープン特別・伏竜S(中山・ダート1800メートル)をV。ケンタッキーダービー(G1・アメリカ・ダート2000メートル、12着)にも挑戦した。帰国初戦となった前々走のジャパンダートクラシック(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)を3着でまとめると、前走の武蔵野Sは先行策から直線で力強く抜け出し、2着馬に3馬身1/2差をつけて重賞初制覇。同じ左回りの東京で結果を残していることから、初めての中京にも対応できるだろう。
アウトレンジ
牡5歳
調教師:大久保龍志(栗東)

- 父:レガーロ
- 母:クイーンパイレーツ
- 母の父:キングカメハメハ
- ここに注目!
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レースを重ねながら着実に成長を遂げ、重賞2勝の実績を積み重ねてきた。5歳の今年は、帝王賞(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)でも2着連対を果たしており、GⅠは初挑戦となるが、実力は引けを取らない。
昨年の3勝クラス・梅田S(阪神・ダート1800メートル)を3馬身差で勝利し、オープンクラス入りを決めると、同年の浦和記念(JpnⅡ・浦和・ダート2000メートル)で重賞初制覇。2着馬に6馬身差をつける完勝で、タイトルをつかんだ。今年に入っても、3走前の平安Sを1馬身1/2差で勝利。続く帝王賞(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)でも2着に入るなど、充実した一年を過ごしている。管理する大久保龍志調教師は「前走(みやこS7着)は不完全燃焼なところがあったので、ケアというよりは(1週前追い切りを)ビシッとやりました。2戦目のほうが良くなる馬なので、前回より走れると思います」と、巻き返しに燃えている。
ラムジェット
牡4歳
調教師:佐々木晶三(栗東)

- 父:マジェスティックウォリアー
- 母:ネフェルティティ
- 母の父:ゴールドアリュール
- ここに注目!
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フォーエバーヤングを筆頭にダートの強豪がそろう現4歳世代の一角を担う一頭。中京のダートコースでは、ともに2歳時ながら2戦2勝と実績を残している。久しぶりの中京で、大舞台での活躍を見せる。
昨年はユニコーンSで重賞初制覇を果たすと、続く東京ダービー(大井・ダート2000メートル)も2着馬に6馬身差をつける圧勝でJpnⅠ初制覇を果たした。年末の東京大賞典(GⅠ・大井・ダート2000メートル)では、3歳馬ながら他世代を相手に3着に好走。4歳の今年は思うような走りができない時期もあったが、前走のみやこSでは4着ながらメンバー中最速の上がり3ハロン35秒3(推定)をマークするなど、復調の気配を漂わせている。管理する佐々木晶三調教師は「(展開や馬場が)厳しいなかでも、あわや3着というところまで頑張りました。トモがガチっとはまってきました」と、今回に向けて期待を寄せる。
(山口 大輝)







