コスモラピュタ
「使いつつ雰囲気が良くなってきましたので、前走(1600万下の天の川S、新潟・芝2000m)は期待して送り出しましたが、なかなか強い内容で勝ってくれました。本来の調子に戻れば、重賞でも大きな差はないはずですよ。中山コースとの相性は良い馬なので、自分のリズムで先行できれば、楽しみですね」と、スタッフは同馬の復調を肌で感じ取っている様子だ。前走は1000m通過タイムが58秒6と決して楽なペースではなかったが、2番手追走から直線で抜け出して2着馬を2馬身突き放した内容から、完全に復調したと見てもいいだろう。〔3・1・1・4〕の良績を残す中山・芝コースに舞台が替わるのは歓迎材料だけに、連勝での重賞制覇も夢ではない。 |
|
ラッキーバニラ
「前走(1600万下の日本海S、新潟・芝2200m、1着)は、昇級して相手も強くなっていましたが、4コーナーまでは後続馬を引き付けて逃げるマイペースの展開に持ち込み、直線で一気にスパートをかけて2着馬の追撃を半馬身凌いだように、収穫の大きな一戦でしたね。この夏にひと回り成長した感じなので、重賞でも楽しみが持てそうです。逃げても2番手でも、リズム良く自分のレースをさせたいですね」と、陣営は目下の充実ぶりをアピールしていた。今夏の福島&新潟開催で見事な連勝を飾った上がり馬。出走メンバーの中では、実績で一歩譲るが、目下の勢いではナンバー1かもしれない。強豪相手にその逃げ脚が通用するのか、注目の重賞参戦と言える。 |