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エスポワールシチー
2009年、2010年のJRA賞最優秀ダートホースに選出された現役を代表するダートの強豪。アメリカの国際G1・ブリーダーズCクラシック(チャーチルダウンズ・ダート2000m、10着)に挑戦した2010年の秋以降は大崩れしていないものの、遠征による疲労から本調子になかなか戻れなかったようだが、昨秋のマイルチャンピオンシップ南部杯(東京・ダート1600mで開催)4着あたりから徐々に復調ムード。今回と同じ京都・ダート1800mで行われた前々走のみやこSを58キロで快勝、続く前走のジャパンカップダートでも勝ち馬のトランセンドから0秒3差の3着と、まずまずの結果を残している。自慢のスピードをフルに活かせる東京・ダート1600mが舞台となるフェブラリーSでの王座奪回を目指しており、たとえ前哨戦でもGIII の舞台では負けられないところだろう。この中間の気配もかなり目立っている。 |
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アドマイヤロイヤル
ダート路線に転戦してからの成績は〔3・3・1・0〕。7戦を消化して4着以下が一度もないというのだから、ファンにとっては、これほど頼もしい馬もなかなかいない。ダートの重賞初挑戦となった前走の武蔵野Sでは、ナムラタイタンやダノンカモンといった重賞で好走実績を持つ馬を相手に差のない3着。上がり3ハロン35秒4(推定)は出走馬中最速タイムだった。今回は前走以上に相手関係は強力になった印象だが、このメンバーを相手に重賞初制覇を飾るようなら、今年の飛躍は約束されたも同然だろう。ダートでは初めてとなるコーナー4回の競馬、1800mの距離を克服できるかどうかが鍵となりそうだが、これを克服すれば、今後の選択肢も大きく広がる。 |