海外競馬発売

ブリーダーズカップクラシック(G1)

キーンランド競馬場 ダート2,000メートル3歳以上

発売時間
日本時間10月31日(土曜)
(発売詳細はこちらをご確認ください)
発走予定時刻
日本時間11月1日(日曜)7時16分

合田's View『世界の合田』によるレース展望

フォーエバーヤングが史上2頭目の連覇を狙う

最大の焦点は、2000年・2001年に達成したティズナウ以来、25年ぶり史上2頭目となる連覇をフォーエバーヤングが達成できるかどうかにある。

前年同様に今季も中東で始動し、サウジカップ(G1・サウジアラビア)連覇を果たした同馬。これも前年同様、ドバイワールドC(G1・UAE)では思わぬ取りこぼしをみせたが(2着)、新装なったベルモントパーク競馬場で9月18日に行われたジョッキークラブゴールドC(G1・アメリカ)では、約半年ぶりのレースを完勝。以降もベルモントパーク競馬場に残留して調整を続けた後、キーンランド競馬場には10月20日に移動している。ここも勝てば、アメリカ年度代表馬の可能性もあると言われており、競馬の歴史に新たな1ページが書き加えられることを期待したい。

しかし、この路線だけに地元アメリカ勢には強豪がそろっている。まずは、前年のアメリカ年度代表馬ソヴリンティ。今年序盤は連敗を喫したが、3戦目となったサラトガ競馬場でのホイットニーS(G1・アメリカ)を4馬身3/4差で快勝して復活。その後、出走を予定していたジョッキークラブゴールドCは、左後肢の蹄の不安で回避。しかし症状は軽微で、まもなく運動を再開しここへ向けて調整のピッチを上げている。

ソヴリンティと同馬主のナイツブリッジ。4歳秋から本格化し、7ハロンから8ハロンの重賞を3連勝。初めてのG1参戦となった今年5月のチャーチルダウンズS(G1・アメリカ)では、勝ったテーオーエルビスから6馬身以上離された6着に終わったが、その後は距離を延ばして再浮上。初めて9ハロンに挑んだ7月のモンマスC(G3・アメリカ)を10馬身1/4差で圧勝すると、初の10ハロン戦となった8月のパシフィッククラシックS(G1・アメリカ)も6馬身1/4差で快勝している。ただし同馬はソヴリンティと使い分けるべく、ブリーダーズカップダートマイル(G1・アメリカ)に回る可能性もある。

3歳世代の代表格となるのが、春にケンタッキーダービー(G1・アメリカ)、ベルモントS(G1・アメリカ)の二冠を制したゴールデンテンポだ。8月29日にサラトガ競馬場で行われた「真夏のダービー」トラヴァーズS(G1・アメリカ)は3着に敗れたが、持ち味である強烈な末脚の片りんをのぞかせるレースぶりだった。

ここにエントリーしているもう1頭の日本調教馬が、テーオーパスワードだ。ブリーダーズカップダートマイル(G1・アメリカ)とのクロスエントリーとなるが、2024年のケンタッキーダービー(G1・アメリカ)では後方から怒涛の追い込みを見せ、5着と掲示板を確保した馬であることを忘れてはならない。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

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