海外競馬発売

コックスプレート(G1)

ムーニーバレー競馬場 芝2040メートル3歳以上

発売開始時刻
日本時間10月26日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間10月26日(土曜)15時10分

発売情報

発売開始時刻
日本時間10月26日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください

2024年コックスプレート合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    ヴィアシスティーナ/プログノーシス

アイルランドにおけるG1勝ち馬で、オーストラリア移籍後も3つのG1を手にしているヴィアシスティーナを一番手に挙げようと考えていたら、10月22日(火曜)の追い切りで放馬し、馬場を3周近く走ってしまうというアクシデントに見舞われた。レース当日までの4日間で、オーバーワークによるダメージをいかにして回復するかを見極めた上で、土曜の朝に出否が決まるという。管理するのは伯楽クリス・ウォーラーで、出走してきた場合は、走れる状態にあると判断すべきとして、2頭のセレクションには名前を残した。

プライドオブジェニに4月のクイーンエリザベスS(G1・オーストラリア)のようなレースをされたらお手上げだが、ここは同型馬ロイヤルパトロネージの出方が気になるところだ。

発走地点から最初のコーナーまでの距離が短く、最後の直線も短いムーニーバレーでは、ゲートの出が大きなカギとなる。現地入り後、そこの部分を入念に稽古しているプログノーシスが大観衆の中でも上手にスタートを切れれば、確実に上位争いに絡むとみている。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    ブロードサイディング/プライドオブジェニ

能力的には、4月に行われたクイーンエリザベスS(G1・オーストラリア)で上位を占めた、プライドオブジェニヴィアシスティーナミスターブライトサイドの3頭に、中内田充正厩舎のプログノーシスを加えた4頭を”Aクラス”とみている。

だが、ここではあえて、私の一番手には新興勢力である3歳勢のブロードサイディングをとりたい。初勝利を挙げるのに4戦を要したが、そこから3つのG1を含む5連勝。その内容はいずれも優秀なもので、ニュースター誕生の予感を抱かせてくれた。ここは、49.5キログラムという軽量で出られるのが魅力。初めて走る今回の距離が最大のポイントとなるが、私は克服可能と判断した。

二番手にはヴィアシスティーナを挙げようと考えていたのだが、10月22日(火曜)の調教中に放馬をしてしまい、トラックを3周近くしてしまったと聞く。当該週のこのアクシデントは、あまりにも痛い。代わって、プライドオブジェニを二番手としたい。

プログノーシスは、現地入りしてからエキスパートの助言を取り入れつつ、スタートの改善を図ってきた。だがそれでも、ムーニーバレーのコース形態はこの馬に向いているとは思えず、三番手までの評価とさせていただいた。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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