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凱旋門賞(G1・芝2400メートル)は、芝2400メートル路線における世界最高峰のレース。総賞金500万ユーロ(約8億円・1ユーロ=160円で換算)はヨーロッパナンバーワンを誇り、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表する「世界のトップ100 G1レース(外部サイトに接続されます)」では過去5年で2度(2019年、2021年)も第1位に輝いている。なお、出走条件は「3歳以上の牡馬・牝馬」となっており、せん馬の出走が禁じられているのは、優秀な繁殖馬を選定するという意味合いを持たせるためだ。
1920年に創設された凱旋門賞は今年で103回目(1939年、1940年は開催なし)。これまでリボー(1955年、1956年連覇)、シーバード(1965年)、ミルリーフ(1971年)、ダンシングブレーヴ(1986年)、シーザスターズ(2009年)、エネイブル(2017年、2018年連覇)など、そうそうたる名馬が勝ち馬として歴史にその名を刻んでいる。
日本馬は1969年のスピードシンボリから、昨年のスルーセブンシーズまで延べ34頭が参戦したが、残念ながら未勝利。1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、そして2012年、2013年のオルフェーヴルの2着が最高成績となっている。
なお、凱旋門賞の最大出走可能頭数は、一昨年に3頭が除外となったことを受けて、昨年から4頭増の24頭に拡大されている
文:秋山 響(TPC)
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