教室では学べない
馬と自然から学ぶ課外授業

馬や自然とふれあい、命とつながる授業が全国へ。
JRAが主催する、五感で感じる学びに迫りました。

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課外授業の様子

校庭に現れた“生きた教材”

「え、校庭に本物の馬!?」

そんな驚きとワクワクが詰まった出張授業が、全国で広がっています。
この授業は、JRAが2014年からスタートした取り組み。みなさまとの交流を図ることも目的として、毎年開催されています。

校庭に本物の馬

どうしてそんなに速く走れるの? 馬の体に興味津々

授業の前半は体育館での座学から。テーマは「馬はともだち。サラブレッドと親しもう」です。クイズ形式で、馬の体の仕組みや食べ物、歩き方などを紹介します。

「馬の心臓ってどれくらい大きい?」
「どうして速く走れるの?」

そんな問いかけに、子どもたちは目を輝かせて手を挙げます。
後半はお待ちかね、本物の馬とのご対面。校庭にサラブレッドが登場します。
常歩(なみあし)から速歩(はやあし)、そして駈歩(かけあし)を披露すると、その迫力に「うわぁ!」と歓声が上がります。

体育館での座学の様子 サラブレッドのイメージ

馬に触れてみよう。体験が“いのちへのリスペクト”に

いよいよふれあい体験の時間。サラブレッドだけでなく、ポニーやミニチュアホースとも触れ合えます。

初めて馬に触れた子は
「もっと硬いと思っていたけど、意外と柔らかい!」と笑顔に。

馬具や飼料、馬を運ぶトラックも見学できて、人と動物がどう関わって生きているかを肌で感じられる時間です。

ふれあい体験の様子 ふれあい体験の様子

地元ジョッキーが伝える、夢へのメッセージ

授業には、地元出身のジョッキーが登場することもあります。函館市の小学校には、鷲頭虎太(わしずこた)騎手が凱旋門賞にも出走した引退競走馬のクリンチャーに乗って登場。目の前を走る姿に、子どもたちは大興奮!

「騎手以外にも馬に関わる仕事はたくさんあります。
小さい頃から馬に接してもらえると、いい経験となると思います」
ー 鷲頭虎太騎手

活動に込めた想い

出張授業を担当したJRA函館競馬場の職員はこう話します。

「このような行事を通して、地域の子どもたちが“馬”という生命に触れ、
将来のさまざまな職業の選択肢として、夢をかなえるきっかけにしてくれたらと思います」

子どもが馬に触れる貴重な体験。JRAは、こうした授業を通じて、町と学びをつなぐ場所をつくり続けています。

夢中で走り出す子どもたち。芝生の張り替えを体験

JRAの授業は馬だけではありません。馬たちが走る天然芝の管理技術も町の教育に生かされています。
千葉県・市川市立若宮小学校では、JRA職員と一緒に中山競馬場で芝の張り替えを体験。
ロール状の芝を広げ、砂をまいて、手でならす。子どもたちは柔らかい芝の手触りに「ふわっとして気持ちいい!」と夢中です。

作業の前後には、青々とした競馬場の芝コースを実際に走る体験も。“遊びながら学ぶ”とはまさにこのこと。わき目もふらずに駆け回り、ふわっとした芝の感触を味わいました。

芝生の張り替え体験の様子 芝生の張り替え体験の様子

馬と自然から生まれる、未来へのきっかけ

馬と出合い、芝に触れ、子どもたちに笑顔が生まれます。その小さな感動が、未来の“原動力”になるかもしれません。JRAの社会貢献活動は、競馬というフィールドを越え、未来を担う子どもたちの教育と成長をこれからも支えていきます。

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