海外競馬発売
11月1日(金曜) 時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
USHBA TESORO(JPN)
牡7歳 高木 登厩舎
通算35戦11勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2024年9月25日 |
船橋
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ダート1,800メートル | 日本テレビ盃(JpnⅡ) | 2着 | PLAY |
2024年3月30日 |
メイダン
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ダート2,000メートル | ドバイワールドカップ(G1) | 2着 | PLAY |
2024年2月24日 |
キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,800メートル | サウジカップ(G1) | 2着 | |
2023年12月29日 |
大井
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ダート2,000メートル | 東京大賞典(GⅠ) | 1着 | |
2023年11月4日 |
サンタアニタパーク
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ダート2,000メートル | ブリーダーズカップクラシック(G1) | 5着 | PLAY |
DERMA SOTOGAKE(JPN)
牡4歳 音無 秀孝厩舎
通算13戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2024年9月25日 |
船橋
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ダート1,800メートル | 日本テレビ盃(JpnⅡ) | 5着 | PLAY |
2024年3月30日 |
メイダン
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ダート2,000メートル | ドバイワールドカップ(G1) | 6着 | PLAY |
2024年2月24日 |
キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,800メートル | サウジカップ(G1) | 5着 | |
2023年11月4日 |
サンタアニタパーク
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ダート2,000メートル | ブリーダーズカップクラシック(G1) | 2着 | PLAY |
2023年5月6日 |
チャーチルダウンズ
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ダート2,000メートル | ケンタッキーダービー(G1) | 6着 |
2歳(2022年)時から全日本2歳優駿(JpnⅠ・川崎・ダート1600メートル)を制すなど活躍。3歳時は2月のサウジダービー(G3・サウジアラビア)で3着の後、3月のUAEダービー(G2・UAE・ダート1900メートル)を逃げて5馬身半差で快勝。続いて向かった5月のケンタッキーダービー(G1・アメリカ)はスタートが悪く、中団やや後方からの競馬となったこともあって6着に終わりましたが、そこから約半年ぶりのレースとなった11月のブリーダーズカップクラシック(G1・アメリカ)では先行策から直線でもしぶとく伸びて、勝ったホワイトアバリオから1馬身差の2着と健闘しました。今年はシーズンのスタートとなった2月のサウジカップ(G1・サウジアラビア)で5着の後、3月のドバイワールドカップ(G1・UAE)は中団からじわじわと伸びましたが6着。その後、約半年ぶりのレースとなった前走9月の日本テレビ盃(JpnⅡ・船橋)は2番手追走も直線で伸びを欠いて5着に終わりました。
FOREVER YOUNG(JPN)
牡3歳 矢作 芳人厩舎
通算7戦6勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2024年10月2日 |
大井
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ダート2,000メートル | ジャパンダートクラシック(JpnⅠ) | 1着 | PLAY |
2024年5月4日 |
チャーチルダウンズ
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ダート2,000メートル | ケンタッキーダービー(G1) | 3着 | PLAY |
2024年3月30日 |
メイダン
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ダート1,900メートル | UAEダービー(G2) | 1着 | |
2024年2月24日 |
キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,600メートル | サウジダービー(G3) | 1着 | |
2023年12月13日 |
川崎
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ダート1,600メートル | 全日本2歳優駿(JpnⅠ) | 1着 |
2歳時(2023年)は7馬身差で圧勝した全日本2歳優駿(JpnⅠ・川ア・ダート1600メートル)を含む3戦3勝。今年はまず2月のサウジダービー(G3・サウジアラビア・ダート1600メートル)でブックンダンノ(のちのアメリカでG1制覇)を差し切って制すと、続く3月のUAEダービー(G2・UAE・ダート1900メートル)も先行集団を見る位置取りから直線で抜け出して2馬身差で優勝。さらにアメリカに渡って走った5月のケンタッキーダービー(G1)では後方追走から直線でシエラレオーネ(2着)との接触がありバランスを崩す場面がありながらもよく伸びて、勝ったミスティックダンからハナ+ハナ差の3着に健闘しました。その後は休養を挟んで、前走10月のジャパンダートクラシック(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)で復帰。2番手から直線に向いて先頭に立つと、最後はレパードS(GⅢ)の勝ち馬ミッキーファイトの追い上げを1馬身1/4差退けて優勝しました。
CITY OF TROY(USA)
牡3歳 A.オブライエン厩舎
通算7戦6勝
2歳(2023年)時は3馬身半差で制したデューハーストS(G1・イギリス・芝1400メートル)を含む3戦3勝。欧州最優秀2歳牡馬に輝きました。今年はシーズン初戦となった5月の英2000ギニー(G1・イギリス)こそ休み明けの影響があったか9着と精彩を欠きましたが、続く英ダービー(G1・イギリス・芝2410メートル)を中団から鋭く伸びて2馬身3/4差で快勝しました。その後は7月のエクリプスS(G1・イギリス・芝1990メートル)では重馬場に手こずりつつも、先行策から早目に抜け出す競馬でG1勝ち馬アルリファーに1馬身差をつけて制すと、続く前走8月の英インターナショナルS(G1・イギリス・芝2050メートル)もコースレコードタイムで逃げ切り勝ち。今回は初めてのダート戦になります。
FIERCENESS(USA)
牡3歳 T.プレッチャー厩舎
通算8戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2024年8月24日 |
サラトガ
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ダート2,000メートル | トラヴァーズS(G1) | 1着 | PLAY |
2024年7月27日 |
サラトガ
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ダート1,800メートル | ジムダンディS(G2) | 1着 | PLAY |
2024年5月4日 |
チャーチルダウンズ
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ダート2,000メートル | ケンタッキーダービー(G1) | 15着 | PLAY |
2024年3月30日 |
ガルフストリームパーク
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ダート1,800メートル | フロリダダービー(G1) | 1着 | |
2024年2月3日 |
ガルフストリームパーク
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ダート1,700メートル | ホーリーブルS(G3) | 3着 |
デビュー3戦目となった昨年11月のブリーダーズカップジュベナイル(G1・ダート1700メートル)を6馬身1/4差で快勝。米最優秀2歳牡馬に輝きました。今年は始動戦となった2月のホーリーブルS(G3)は少し遅れ気味のスタートから先行して3着の後、3月のフロリダダービー(G1・ダート1800メートル)ではスタートを決めて逃げると、最後は流す余裕を見せながらレース史上最大着差となる13馬身半差で圧勝しました。その後、1番人気に推されたケンタッキーダービー(G1)は先行して15着と崩れましたが、ひと息入れて向かった7月のジムダンディS(G2・ダート1800メートル)では早目先頭から最後はシエラレオーネの追い上げを1馬身退けて優勝すると、続く前走8月のトラヴァーズS(G1・ダート2000メートル)も中団から徐々にポジションを押し上げて最終コーナーで先頭に立つと、G1・3連勝中だった牝馬ソーピドアナの猛追をアタマ差振り切って優勝しました。
SIERRA LEONE(USA)
牡3歳 C.ブラウン厩舎
通算8戦3勝
日本から参戦するフォーエバーヤングのいとこです。初ブリンカーとなった今年2月のリズンスターS(G2・ダート1800メートル)で重賞初制覇を果たすと、続く4月のブルーグラスS(G1・ダート1800メートル)では10頭立ての9番手追走から力強い末脚を披露して優勝しました。しかしその後はよく追い込みながらも勝ち切れないレースが続いており、5月のケンタッキーダービー(G1)は勝ったミスティックダンからのハナ差2着、6月のベルモントS(G1)は勝ったドーノックから1馬身半差の3着、7月のジムダンディS(G2)は勝ったフィアースネスから1馬身差の2着、そして前走8月のトラヴァーズSも勝ったフィアースネスからアタマ+1馬身3/4差の3着と4連敗となっています。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
2022年12月の東京大賞典(GⅠ・大井・ダート2000メートル)でGⅠ初制覇を果たすと、翌年2月の川崎記念(JpnⅠ・川崎・ダート2100メートル)も連勝。さらに続く3月のドバイワールドカップ(G1・UAE・ダート2000メートル)も最後方から突き抜けて快勝し、日本調教馬として初めてダート開催の同レースを制す快挙を成し遂げました。その後、9月の日本テレビ盃(JpnⅡ・船橋・ダート1800メートル)を制して臨んだ11月のブリーダーズカップクラシック(G1・アメリカ)は後方からの追い上げ及ばず5着でしたが、帰国初戦となった12月の東京大賞典では、後方待機から直線で強烈な末脚を披露して同レースの連覇を達成。2023年度のJRA賞特別賞とNARグランプリ2023のダートグレード競走特別賞に輝きました。今年は始動戦となった2月のサウジカップ(G1・サウジアラビア)でセニョールバスカドールにゴール前で差されて、アタマ差2着の後、3月のドバイワールドカップはローレルリバーに逃げ切りを許して8馬身半差の2着。そこからの休み明けとなった前走9月の日本テレビ盃は追い上げ及ばず、逃げたウィリアムバローズから1馬身差の2着でした。