第45回 京都大賞典
 
 
メイショウベルーガの末脚が牡馬勢を完封
 今年初戦の日経新春杯で豪快なラストスパートを披露し、重賞初制覇を果たしたメイショウベルーガ。秋初戦となるこの京都大賞典(GII)でも末脚を炸裂させ、2つ目のタイトル獲得に成功した。

 大逃げのドリームフライトをゴールデンメインが3コーナーで交わし、3番手以下はさらに10馬身後ろという形勢で勝負どころへ差しかかる。4コーナーから直線にかけては、粘るゴールデンメインに後続が1頭、また1頭と迫る展開となった。

内でプロヴィナージュがゴールデンメインを交わし、大外からはオウケンブルースリが鋭く伸びる。が、その間を突いたメイショウベルーガのフットワークがもっとも目を引くものだった。中団のインでためたパワーを、直線、馬場の中央で解放。オウケンブルースリに詰め寄られると手前を替え、もう一度突き放してみせる。そのままリードを保ち、最後は半馬身差の1着ゴールだ。

 今後は牝馬の頂点を目指すのか、それとも、みたび牡馬撃破に挑むのか。いずれの道も明るく思える、メイショウベルーガの秋初戦であった。
(谷川善久)
 
 
 
 

2010年 10月10日(日) 5回京都2日
11R 第45回 農林水産省賞典 京都大賞典(GII)
サラ系3歳以上 2400m 芝・右 外
(国際)(指定) オープン 別定
650026001600980650万円
付加賞金81.223.211.6万円
発走 15:35
天候:晴   芝:良
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 2 2 メイショウベルーガ 牝5 56.0 池添謙一 2:25.0   34.9 504 +10 池添兼雄 2
2 7 9 オウケンブルースリ 牡5 58.0 内田博幸 2:25.1 1/2 34.7 504 +22 音無秀孝 1
3 6 6 プロヴィナージュ 牝5 55.0 佐藤哲三 2:25.6 35.8 520 0 小島茂之 4
4 4 4 ベストメンバー 牡4 57.0 四位洋文 2:26.0 2 1/2 36.1 524 +4 宮本博 5
5 1 1 ゴールデンメイン せん10 57.0 太宰啓介 2:26.0 クビ 37.8 468 -8 新川恵 9
6 8 11 フォゲッタブル 牡4 58.0 武豊 2:26.1 クビ 35.9 492 +10 池江泰郎 3
7 3 3 ベンチャーナイン 牡5 57.0 渡辺薫彦 2:26.5 2 1/2 36.2 500 -4 小桧山悟 10
8 7 8 スマートギア 牡5 57.0 武幸四郎 2:26.7 1 1/4 36.1 460 +2 佐山優 6
9 5 5 シルクネクサス 牡8 57.0 北村友一 2:27.1 2 1/2 37.0 512 +6 岡田稲男 8
10 8 10 ドリームフライト 牡6 57.0 幸英明 2:29.0 大差 40.6 508 -6 鈴木孝志 7
取消 6 7 フィールドベアー 牡7 57.0 秋山真一郎   野村彰彦  
タイム
ハロンタイム 12.6 - 10.5 - 11.0 - 11.6 - 12.0 - 12.0 - 12.7 - 13.2 - 12.6 - 11.9 - 12.9 - 12.0
上り 4F 49.4 - 3F 36.8
コーナー通過順位
1コーナー 10=1=6,4,5,2,3,11,9=8
2コーナー 10=1=6(4,5)2-(3,11)-9-8
3コーナー 10,1=6(4,5)(2,11)(3,9)-8
4コーナー 1-10-6,4(2,5,11)(3,9)8
払戻金
単勝 2 350円 2番人気 馬連 2-9 600円 1番人気 馬単 2-9 1,230円 2番人気
複勝 2
9
6
120円
140円
150円
1番人気
2番人気
3番人気
ワイド 2-9
2-6
6-9
250円
270円
360円
1番人気
2番人気
3番人気
3連複 2-6-9 870円 1番人気
3連単 2-9-6 3,880円 2番人気
枠連 2-7 390円 1番人気                
返還   返還馬番 7番 返還同枠 6枠