第1回 カペラS
 
 
ビクトリーテツニーがレコードタイムで豪快に差し切る
 新設・第1回目となるカペラS(JpnIII)は記録に残る決着となりました。ダート1200mの勝ち時計は1分8秒7。従来のレコードをコンマ4秒更新する芝並のタイムで勝利したのは、ビクトリーテツニーです。

 トロピカルライトとウエスタンビーナスが競り合って流れは速くなり、直線では先行勢を目がけて中団から後方に控えていた馬たちが一気に押し寄せます。

 中でも目を引いたのがビクトリーテツニーの切れ味でした。後方から4頭目の位置で直線に入ると、大外を猛然とスパート。これまでも、2歳レコードを叩き出した東京での一戦や前走・渡月橋Sの差し切りなど、何度も素晴らしい末脚を見せているビクトリーテツニーですが、それらを上回る豪快さ。一瞬にして前の馬たちを捉えると、同じように追い込んだスリーアベニューに1馬身4分の3差をつけてゴールへと飛び込みます。

 3歳時にはUAEダービーにも挑んだ素質馬が、ようやくつかんだ重賞タイトル。この切れ味を武器にビクトリーテツニーは、ダート短距離戦線でさらなる高みを目指すことになるでしょう。
 
 
 
 
2008年12月14日(日) 5回中山4日
11R 第1回 カペラステークス(JpnIII)
サラ系3歳以上 1200m ダート・右
(国際)(指定) オープン 別定
本賞金: 3900、 1600、 980、 590、 390万円 発走 15:20
天候:曇   ダート:重
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 1 2 マル外ビクトリーテツニー 牡4 56.0 横山典弘 1:08.7 レコード 34.8 482 -4 森秀行 4
2 4 7 スリーアベニュー 牡6 56.0 田中勝春 1:09.0 1 3/4 34.6 504 -6 小野幸治 7
3 3 6 シカク地フジノウェーブ 牡6 58.0 御神本訓史 1:09.1 3/4 35.4 478 0 高橋三郎 8
4 1 1 リミットレスビッド 牡9 57.0 蛯名正義 1:09.2 クビ 35.5 502 -7 加用正 11
5 3 5 ナンヨーヒルトップ 牡3 55.0 柴田善臣 1:09.2 ハナ 35.8 504 +4 小笠倫弘 3
6 7 14 マル外ワールドハンター 牡4 56.0 三浦皇成 1:09.2 ハナ 35.5 506 -4 坂口正則 6
7 6 12 アグネスジェダイ 牡6 57.0 村田一誠 1:09.2 クビ 36.2 500 0 森秀行 12
8 2 3 コパノフウジン 牡6 56.0 柴山雄一 1:09.4 36.3 456 -4 宮徹 13
9 2 4 マル外トロピカルライト 牡4 56.0 鷹野宏史 1:09.5 1/2 36.8 512 0 二ノ宮敬宇 5
10 7 13 ウエスタンビーナス 牝5 54.0 郷原洋司 1:09.6 1/2 36.9 462 +8 鈴木康弘 9
11 8 16 チョウカイシャトル 牡6 56.0 吉田隼人 1:09.7 3/4 36.3 542 0 中野隆良 10
12 6 11 マル外ダイワエンパイア 牡4 56.0 北村宏司 1:09.9 1 1/4 36.9 492 +18 松山康久 1
13 5 10 カルナバリート 牡5 56.0 内田博幸 1:10.0 3/4 36.7 518 0 藤沢則雄 2
14 4 8 ワーキングボーイ 牡5 56.0 勝浦正樹 1:10.2 1 1/2 35.9 490 -6 中尾正 14
15 8 15 タータンフィールズ 牡6 56.0 津村明秀 1:10.7 36.2 480 +10 崎山博樹 15
取消 5 9 タイセイアトム 牡5 57.0 藤田伸二   矢作芳人
タイム
ハロンタイム 12.1 - 10.0 - 10.6 - 11.5 - 12.0 - 12.5
上り 4F 46.6 - 3F 36.0
コーナー通過順位
3コーナー (*4,13)(12,11)3,10(5,16)(1,6,14)2-8,7,15
4コーナー (*4,13)(3,12,11)10(5,16)(1,6)14,2(7,8)-15
払戻金
単勝 2 1,070円 4番人気 馬連 2-7 7,760円 25番人気 馬単 2-7 16,540円 54番人気
複勝 2
7
6
430円
530円
640円
5番人気
6番人気
8番人気
ワイド 2-7
2-6
6-7
2,510円
3,420円
3,310円
29番人気
37番人気
35番人気
3連複 2-6-7 54,400円 128番人気
3連単 2-7-6 371,800円 765番人気
枠連 1-4 4,410円 18番人気