第12回 マーメイドS
 
 
巧みなレース運びでディアチャンスが重賞初制覇
 最内1番枠から飛び出したシェルズレイが、2番手コスモプラチナ以下の後続を5馬身、6馬身と引き離す大逃げを打ったマーメイドS(GIII)。直線でもシェルズレイはよく粘りましたが、これに脚色よく迫ったのはディアチャンスでした。

 5〜6番手で流れに乗ったディアチャンスは、3コーナーで内に潜り込み、コースのロスなく最終コーナーを回って直線入口からスパート。シェルズレイとコスモプラチナの間を上手く突いて残り100mの地点で先頭に躍り出ると、中団から馬場の真ん中を伸びたサンレイジャスパーと大外を一気に追い込んできたソリッドプラチナムの2着争いを1馬身4分の1後方に見てゴールを駆け抜けます。勝ちタイム1分58秒4はレースレコードとなりました。

 未勝利、500万下、1000万下、そして前走・1600万下と、コツコツ勝ち上がってきたディアチャンスが初めてつかんだ重賞タイトル。キャリアの中で先行力とスピードとレースセンスを磨き、そうしてつかんだ勝利といえるのではないでしょうか。
 
 
 
 
2007年6月17日(日) 3回阪神2日
11R 第12回 マーメイドステークス(GIII)
サラ系3歳以上 2000m 芝・右
(国際)牝(特指) オープン ハンデ
本賞金: 3900、 1600、 980、 590、 390万円 発走 15:45
天候:曇   芝:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 6 7 マル市ディアチャンス 牝6 53.0 武豊 1:58.4   34.5 456 -12 清水出美 2
2 7 9 マル父サンレイジャスパー 牝5 54.0 佐藤哲三 1:58.6 1 1/4 34.6 476 +4 高橋成忠 5
3 4 4 マル父ソリッドプラチナム 牝4 53.0 小牧太 1:58.6 クビ 34.2 424 +6 田中章博 6
4 1 1 シェルズレイ 牝4 54.0 岩田康誠 1:58.7 1/2 37.0 478 +10 松田国英 3
5 3 3 スプリングドリュー 牝7 55.0 柴山雄一 1:58.9 1 1/2 34.7 478 -6 堀宣行 7
6 5 5 マル父ミスベロニカ 牝3 48.0 荻野琢真 1:59.0 3/4 35.2 448 -2 平田修 4
7 7 10 マル父マル市コスモプラチナ 牝4 51.0 藤岡康太 1:59.2 1 1/4 36.0 414 +2 宮徹 8
8 8 11 マル父マル市コスモマーベラス 牝5 56.0 安藤勝己 1:59.2 クビ 35.1 442 +2 中村均 1
9 5 6 ライラプス 牝5 54.0 鮫島良太 1:59.3 クビ 35.7 464 +12 松田国英 10
10 8 12 ヤマトマリオン 牝4 51.0 幸英明 1:59.8 35.6 470 +16 安達昭夫 9
11 2 2 ニホンピロブリュレ 牝6 50.0 川島信二 2:00.1 36.6 478 +4 大橋勇樹 12
12 6 8 ショウナンパントル 牝5 52.0 川田将雅 2:01.4 37.2 446 -28 大久保洋吉 11
タイム
ハロンタイム 12.6 - 10.9 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.8 - 11.9 - 12.1 - 12.5 - 12.1
上り 4F 48.6 - 3F 36.7
コーナー通過順位
1コーナー 1-10(2,5)7(6,8)9-(11,12)4,3
2コーナー 1=10-(2,5)7,6,8,9(11,12)(4,3)
3コーナー 1=10-2(6,5)7,9,8(11,12,3)4
4コーナー 1=10(2,6)(7,5,9)(11,12,3)8,4
払戻金
単勝 7 440円 2番人気 馬連 7-9 1,910円 9番人気 馬単 7-9 2,950円 9番人気
複勝 7
9
4
180円
250円
380円
2番人気
4番人気
6番人気
ワイド 7-9
4-7
4-9
760円
1,140円
1,200円
9番人気
14番人気
16番人気
3連複 4-7-9 7,270円 25番人気
3連単 7-9-4 33,810円 98番人気
枠連 6-7 1,060円 5番人気