第50回 阪神牝馬S
 
 
大本命を差し切って、ジョリーダンスが重賞初制覇
 GIで3着が3回、前走の京都牝馬Sは4馬身差の圧勝と、実績でも調子でも他を上回るディアデラノビアが断然人気に推された阪神牝馬S(GII)。ディアデラノビアは、もう1頭の実績馬、秋華賞やアメリカンオークスでの2着があるアサヒライジングを交わして直線半ばで先頭に立ちます。が、そこへ狙いすましたように脚を伸ばしてきた影がありました。ジョリーダンスです。

 前走で準オープンを勝ったばかり、過去2度挑んだ重賞ではいずれも着外に敗れているジョリーダンスでしたが、ここでのレースぶりは鮮やか。中団の内で脚をため、直線ではディアデラノビアの直後からスパートを開始して、ゴール前で一気に差し切ってみせます。外から追い込んだアグネスラズベリを1馬身4分の1差振り切って、重賞初制覇のゴールとなりました。

 重賞ウィナーの引退が相次ぎ、休養中のトップホースも多く、まだ勢力図が判然としない今年の古馬牝馬戦線。そこに1頭、新たなヒロイン候補が誕生した瞬間でした。
 
 
 
 
2007年4月7日(土) 2回阪神5日
11R 第50回 サンスポ杯阪神牝馬S(GII)
サラ系4歳以上 1400m 芝・右
(国際)牝(指定) オープン 別定
本賞金: 5500、 2200、 1400、 830、 550万円 発走 15:45
天候:小雨   芝:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 6 マル父ジョリーダンス 牝6 55.0 藤田伸二 1:20.7   34.5 474 -2 堀宣行 5
2 2 マル父マル地アグネスラズベリ 牝6 55.0 角田晃一 1:20.9 1 1/4 34.3 506 -8 西浦勝一 3
3 5 ディアデラノビア 牝5 55.0 岩田康誠 1:21.0 1/2 35.0 436 +2 角居勝彦 1
4 7 マル父シールビーバック 牝5 55.0 幸英明 1:21.2 1 1/2 34.9 468 0 飯田雄三 9
5 8 マル父ブルーメンブラット 牝4 55.0 川島信二 1:21.3 1/2 35.2 458 -2 安藤正敏 4
6 4 ピクシーダスト 牝5 55.0 岡部誠 1:21.5 35.5 442 -4 加藤征弘 10
7 9 マル市テイエムプリキュア 牝4 55.0 安部幸夫 1:21.5 アタマ 34.4 490 +6 五十嵐忠男 7
8 3 マル父アサヒライジング 牝4 55.0 柴田善臣 1:21.5 ハナ 36.0 508 -2 古賀慎明 2
9 1 マル父タケカワルキューレ 牝5 55.0 和田竜二 1:21.6 1/2 35.2 480 -4 松元茂樹 8
10 10 マル父サウスティーダ 牝4 55.0 福永祐一 1:22.6 37.0 484 0 小崎憲 6
タイム
ハロンタイム 12.2 - 10.8 - 11.1 - 11.4 - 11.4 - 11.8 - 12.0
上り 4F 46.6 - 3F 35.2
コーナー通過順位
3コーナー (*3,10)-(4,5)(6,8)(1,7)-2-9
4コーナー 3,10-(4,5)(6,8)(1,7)2-9
払戻金
単勝 6 1,340円 5番人気 馬連 2-6 2,910円 10番人気 馬単 6-2 7,820円 21番人気
複勝 6
2
5
190円
160円
100円
5番人気
3番人気
1番人気
ワイド 2-6
5-6
2-5
650円
230円
190円
9番人気
4番人気
2番人気
3連複 2-5-6 860円 4番人気
3連単 6-2-5 13,570円 42番人気
枠連 2-6 3,270円 11番人気