第56回 スプリングS
 
 
最後方から力強く差し切ったフライングアップルが重賞初制覇を果たす
 東京スポーツ杯2歳Sは2着、朝日杯フューチュリティSは4着、共同通信杯が3着と、過去3走、善戦しながらも勝ち切れなかったフライングアップルが、スプリングS(JpnII)でようやく重賞ウィナーの座につきました。

 ショウワモダンが逃げてレースは平均ペース。この流れの中、今回初めてフライングアップルの手綱をにぎった横山典弘騎手は「スタートがあまり良くなかったので腹をくくった」と、最後方に待機します。4コーナーでも位置取りはまだ後ろ。しかし直線に入ってからの伸びは目覚しく、外を回る各馬を横目に見ながら内ラチ沿いに駆け上がり、そこからやや外へ進路を変えて抜け出してきました。そして、2番手追走から先頭に立ったマイネルシーガルを1完歩ごとに追い詰め、交わし、最後は4分の3馬身差をつけてのゴールを果たします。

 追い込みという新境地を見せたフライングアップル。念願の重賞タイトルを手にしたことで、あらためて有力馬の1頭として皐月賞へ乗り込むことになりそうです。
 
 
 
 
2007年3月18日(日) 2回中山8日
11R 第56回 フジTVスプリングS(JpnII)
サラ系3歳 1800m 芝・右
(混合)牡・牝(指定)オープン 馬齢
本賞金: 5400、 2200、 1400、 810、 540万円 発走 15:35
天候:晴   芝:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 1 マル外フライングアップル 牡3 56.0 横山典弘 1:49.0   35.8 502 -4 藤沢和雄 1
2 11 マル市マイネルシーガル 牡3 56.0 後藤浩輝 1:49.1 3/4 36.7 504 -4 国枝栄 3
3 6 マル外エーシンピーシー 牡3 56.0 蛯名正義 1:49.2 1/2 36.6 472 +8 久保田貴士 6
4 5 マル父ショウワモダン 牡3 56.0 勝浦正樹 1:49.5 1 3/4 37.2 504 +2 杉浦宏昭 7
5 3 スクリーンヒーロー 牡3 56.0 木幡初広 1:49.5 クビ 36.8 468 +2 矢野進 10
6 9 マル外シベリアンバード 牡3 56.0 田中勝春 1:49.6 1/2 36.8 474 -4 柴崎勇 5
7 7 マル父マル市スズカライアン 牡3 56.0 四位洋文 1:49.7 クビ 36.7 484 -2 南井克巳 8
8 2 サンツェッペリン 牡3 56.0 松岡正海 1:49.7 ハナ 36.7 474 +4 斎藤誠 4
9 8 マル外フェラーリピサ 牡3 56.0 柴田善臣 1:49.8 3/4 37.3 496 -2 白井寿昭 2
10 4 マル父ニードルポイント 牡3 56.0 江田照男 1:50.6 37.8 488 -10 奥平雅士 11
11 10 シカク地フリオーソ 牡3 56.0 中舘英二 1:51.8 39.2 506 +4 川島正行 9
タイム
ハロンタイム 12.7 - 11.6 - 11.7 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 12.6
上り 4F 49.1 - 3F 36.7
コーナー通過順位
1コーナー (*5,11)6(3,4,8,10)2(1,9)7
2コーナー (*5,11)6(3,8,10)-4,2,9,1,7
3コーナー (*5,11)(6,8,10)(3,4,9)(2,7)1
4コーナー (*5,11,8)(6,3,10)(2,4,9)(1,7)
払戻金
単勝 1 230円 1番人気 馬連 1-11 640円 2番人気 馬単 1-11 1,130円 3番人気
複勝 1
11
6
120円
180円
320円
1番人気
4番人気
6番人気
ワイド 1-11
1-6
6-11
280円
580円
1,130円
3番人気
6番人気
16番人気
3連複 1-6-11 2,320円 7番人気
3連単 1-11-6 8,250円 22番人気
枠連 1-8 550円 2番人気