第14回チューリップ賞
 
 
着差以上の余裕を感じさせる勝利! 女王ウオッカが貫禄を示す
 桜花賞の重要なステップレースとして知られるチューリップ賞(JpnIII)。今年は2頭の素質馬が注目と人気を集めました。

 抑え切れない手ごたえでハナに立ったのは、単勝オッズ2.8倍、2番人気のダイワスカーレット。牡馬を相手に好走を続ける先行力と粘り腰で重賞初勝利を目指します。いっぽう、2歳女王にして前走・エルフィンSでも圧勝を見せたウオッカは、単勝1.4倍という断然の支持を背負って中団。ガッチリと手綱を引かれて機を待ちます。

 直線、馬なりのまま先頭に並びかけてきたウオッカを見て、ダイワスカーレットもスパートを開始。あっという間に後続は置き去りにされ、そこからはこの2頭のマッチレースとなりました。懸命に粘るダイワスカーレットに対して、ウオッカはまるで相手の脚色を計るような走り。着差こそ「クビ」でしたが、余裕を感じさせるレースぶりでウオッカが1着ゴールを果たしました。

 万全の試走を終えたウオッカと、2着に敗れたとはいえ3着馬を6馬身も突き放したダイワスカーレット。まだトライアルは残されているものの、この2頭が本番でも有力視されることは間違いなさそうです。
 
 
 
 
2007年3月3日(土) 1回阪神3日
11R 第14回 チューリップ賞(JpnIII)
サラ系3歳 1600m 芝・右 外
(混合)牝(指定) オープン 馬齢
本賞金: 4000、 1600、 1000、 600、 400万円 発走 15:45
天候:曇   芝:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 11 マル父ウオッカ 牝3 54.0 四位洋文 1:33.7   33.5 488 -2 角居勝彦 1
2 7 マル父ダイワスカーレット 牝3 54.0 安藤勝己 1:33.7 クビ 33.9 488 -2 松田国英 2
3 2 マル父レインダンス 牝3 54.0 武幸四郎 1:34.7 34.2 486 0 宮徹 5
4 10 アロープラネット 牝3 54.0 池添謙一 1:34.7 ハナ 34.6 420 -6 山内研二 6
5 8 マル外ローブデコルテ 牝3 54.0 武豊 1:34.8 1/2 34.5 458 +2 松元茂樹 3
6 6 マル父ミルクトーレル 牝3 54.0 松田大作 1:35.0 1 1/4 33.8 486 -22 昆貢 13
7 12 クロコレーヌ 牝3 54.0 高橋智大 1:35.0 ハナ 34.5 474 -6 大久保洋吉 10
8 9 マル父タガノグラマラス 牝3 54.0 岩田康誠 1:35.1 クビ 35.2 438 -4 松田博資 4
9 5 リッカメルド 牝3 54.0 小牧太 1:35.3 1 1/4 34.7 440 0 境直行 14
10 1 マル父ザリーン 牝3 54.0 M.デムーロ 1:35.4 1/2 34.6 426 -2 安達昭夫 8
11 3 マル外ウォーターポピンズ 牝3 54.0 福永祐一 1:35.5 1/2 35.4 432 -8 岡田稲男 9
12 4 エーシンサーフィン 牝3 54.0 A.スボリッチ 1:35.5 ハナ 34.8 450 -8 坂口正則 12
13 13 マル父バクシンヒロイン 牝3 54.0 藤岡佑介 1:35.5 クビ 34.8 414 -2 田所秀孝 7
14 14 キクカラヴリイ 牝3 54.0 小林徹弥 1:35.8 1 3/4 34.8 426 -10 清水出美 16
15 15 マル父マル市クリールパトラー 牝3 54.0 石橋守 1:36.1 35.6 518 -4 武邦彦 15
16 16 ウッドウインド 牝3 54.0 長谷川浩大 1:37.1 36.4 500 -12 南井克巳 11
タイム
ハロンタイム 12.4 - 10.9 - 12.1 - 12.2 - 12.2 - 11.1 - 11.0 - 11.8
上り 4F 46.1 - 3F 33.9
コーナー通過順位
3コーナー 7,9,3,10(8,11)(5,2,12)(1,4,14,15)(13,16)6
4コーナー (*7,9)(3,10)(8,11)(5,2,12,15)(4,13,16)1,14,6
払戻金
単勝 11 140円 1番人気 馬連 7-11 130円 1番人気 馬単 11-7 200円 1番人気
複勝 11
7
2
100円
100円
360円
1番人気
2番人気
6番人気
ワイド 7-11
2-11
2-7
110円
520円
700円
1番人気
6番人気
8番人気
3連複 2-7-11 1,140円 4番人気
3連単 11-7-2 2,250円 7番人気
枠連 4-6 120円 1番人気