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ディープインパクト完勝! これが王者の走り、これぞ最強の証 |
外国馬は2頭のみ、出走馬11頭と過去最少の頭数となったジャパンカップ(GI)。しかし、1番人気ディープインパクトと2番人気ハーツクライの“二強”に加え、欧州年度代表馬ウィジャボード、公営の雄コスモバルク、二冠馬メイショウサムソンとその好敵手ドリームパスポート、3歳牝馬トップクラスのフサイチパンドラなどがゲートイン、頂点を争うにふさわしいメンバーがそろいました。
中でも注目を集め、そしてレースの主役を務めたのは、やはりディープインパクト。凱旋門賞では、馬も、騎手も、厩舎も、多くのファンも失意を味わいました。
「それでも変わらぬ声援を寄せてくれた。それが嬉しかった」と武豊騎手。温かなエールに応えるように、王者の走りを取り戻してみせました。
逃げ馬不在とあってコスモバルクが敢然とハナを切りましたが、1000m通過61秒1というスローな展開。ゆったりした流れにも関わらず、ディープインパクトは向こう正面の終わりに差しかかってもまだ最後方に控えています。その位置取りに、そしてちらつく雨に、波乱の予感を抱いた人もいたことでしょう。しかし、そこからは王者の走り。3コーナーから4コーナーにかけて、馬群の外を上がっていくディープインパクトの姿にスタンドが沸きかえります。
直線、粘るコスモバルクを目がけて殺到する後続の中で、ひときわ光ったのがディープインパクトの末脚。どの馬よりも鋭く力強く芝を蹴り立てて、まるでそこがこの馬のために用意されたコースであるかのように、馬場の真ん中を駆け抜けていきます。内から伸びていったんは先頭に立ったドリームパスポートを交わし切ると、さらに2馬身突き放しての1着ゴール。悔しさを晴らし、最強を証明する優勝でした。
「次も最高の走りを見せたいと思います」
勝利騎手インタビューでの武豊騎手の宣言に、またも沸騰するスタンド。その“次”とは、シンボリルドルフ、テイエムオペラオーに並ぶGI7勝目がかかるラストラン、グランプリ・有馬記念。伝説の最終章へ向けて、ディープインパクトの飛翔は続きます。 |
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10R 第26回
ジャパンカップ(GI) |
本賞金: 25000、 10000、 6300、
3800、 2500万円 |
発走 15:20 |
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着順 |
枠 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
負担
重量 |
騎手 |
タイム |
着差 |
推定 上り |
馬体重 |
調教師 |
単勝 人気 |
1 |
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6 |
ディープインパクト |
牡4 |
57.0 |
|
武豊 |
2:25.1 |
|
33.5 |
436 |
前走計量不能 |
池江泰郎 |
1 |
2 |
|
7 |
ドリームパスポート |
牡3 |
55.0 |
|
岩田康誠 |
2:25.4 |
2 |
34.1 |
466 |
0 |
松田博資 |
5 |
3 |
|
3 |
ウィジャボード |
牝5 |
55.0 |
|
L.デットーリ |
2:25.5 |
1/2 |
33.9 |
466 |
前走計量不能 |
E.ダンロップ |
3 |
4 |
|
10 |
コスモバルク |
牡5 |
57.0 |
|
五十嵐冬樹 |
2:25.7 |
1 |
34.9 |
510 |
+10 |
田部和則 |
6 |
5 |
|
8 |
フサイチパンドラ |
牝3 |
53.0 |
|
福永祐一 |
2:25.9 |
1 1/2 |
34.8 |
502 |
0 |
白井寿昭 |
8 |
6 |
|
11 |
メイショウサムソン |
牡3 |
55.0 |
|
石橋守 |
2:25.9 |
ハナ |
34.5 |
514 |
-4 |
瀬戸口勉 |
4 |
7 |
|
9 |
フリードニア |
牝4 |
55.0 |
|
T.ジレ |
2:26.0 |
1/2 |
34.3 |
424 |
前走計量不能 |
J.ハモンド |
9 |
8 |
|
2 |
スウィフトカレント |
牡5 |
57.0 |
|
横山典弘 |
2:26.1 |
3/4 |
34.6 |
482 |
-2 |
森秀行 |
7 |
9 |
|
5 |
トーセンシャナオー |
牡3 |
55.0 |
|
後藤浩輝 |
2:26.7 |
3 1/2 |
35.8 |
446 |
-6 |
森秀行 |
10 |
10 |
|
1 |
ハーツクライ |
牡5 |
57.0 |
|
C.ルメール |
2:27.7 |
6 |
36.4 |
500 |
前走計量不能 |
橋口弘次郎 |
2 |
11 |
|
4 |
ユキノサンロイヤル |
牡9 |
57.0 |
|
田中勝春 |
2:28.3 |
3 1/2 |
36.8 |
474 |
+8 |
増沢末夫 |
11 |
ハロンタイム |
13.1 - 11.5 - 12.4 - 12.1 - 12.0 - 12.7 - 12.7 - 12.4 - 11.9 - 11.5 - 11.3 - 11.5 |
上り |
4F 46.2 - 3F 34.3 |
1コーナー |
10-(1,5)8,7,11,2,4,9-3-6 |
2コーナー |
10-5-1-(7,8)(2,11)4,9,3,6 |
3コーナー |
10,5(1,8)7(2,11,4)(9,3)6 |
4コーナー |
10,5,8(7,1,11)(2,3,4,6)9 |
単勝 |
6
|
130円
|
1番人気
|
馬連 |
6-7
|
750円
|
3番人気
|
馬単 |
6-7
|
860円
|
3番人気
|
複勝 |
6
7
3
|
110円
210円
190円
|
1番人気
4番人気
3番人気
|
ワイド |
6-7
3-6
3-7
|
270円
280円
840円
|
2番人気
3番人気
12番人気
|
3連複 |
3-6-7
|
1,400円
|
4番人気
|
3連単 |
6-7-3
|
3,830円
|
12番人気
|
枠連 |
6-6
|
750円
|
4番人気
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勝馬の情報
勝 馬 |
(市)ディープインパクト
[牡4・鹿毛]
父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア |
馬 主 |
金子真人ホールディングス(株) |
生産地 |
北海道勇払郡安平町(旧 勇払郡早来町) |
生産牧場 |
ノーザンファーム |
戦 績 |
13戦11勝 |
獲得賞金 |
1,271,527,000円
(内中央)1,271,527,000円
(内海外) 0円 |
主な勝鞍 |
重賞9勝目
H17 |
報知杯弥生賞(GII) |
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皐月賞(GI) |
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東京優駿(GI) |
|
神戸新聞杯(GII) |
|
菊花賞(GI) |
H18 |
阪神大賞典(GII) |
|
天皇賞(春)(GI) |
|
宝塚記念(GI) |
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騎 手 |
武 豊:2勝目
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調教師 |
池江 泰郎:初勝利 |
※戦績・獲得賞金は2006年ジャパンカップ(GI)終了時点
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