IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2024年1月1日から8月4日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング120以上の34頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス(G1)、レノックスステークス(G2)、サセックスステークス(G1)などが新たに対象となっています。
ランキングトップは、前回と変わらずローレルリバーでレーティングは128です。第2位はゴリアットでレーティングは125です。仏調教馬のゴリアットはキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス(G1)で、プリティポリーステークス(G1)勝馬のブルーストッキングに2馬身1/4差をつけて完勝し、新たにランクインを果たすとともに一気に芝のトップに立ちました。第3位タイは、前回第2位タイだったシティオブトロイとレベルスロマンスの2頭でレーティングは123です。第5位タイは、前回第4位タイだったオーギュストロダンとロサリオンに、ロマンチックウォリアー、オーディエンス、ノータブルスピーチを加えた5頭がレーティング122で並んでいます。ロマンチックウォリアーは、LWBRR委員会での協議の結果、安田記念(GⅠ)1着のレーティングが121から122へと上方修正されました。ロッキンジステークス(G1)勝馬のオーディエンスはレノックスステークス(G2)で2着馬に4馬身差をつけて圧勝し、また英2000ギニー(G1)勝馬のノータブルスピーチはサセックスステークス(G1)で内から鮮やかに抜け出して快勝し、それぞれ順位を上げました。
日本調教馬は5頭が掲載されました。前回第6位タイだったブローザホーンがレーティング121で第10位タイ、前回第13位タイだったダノンデサイル、シャフリヤール、ウシュバテソーロに加え、プログノーシスがレーティング120で第18位タイとなっています。プログノーシスのレーティングについては、第1回中間発表において119で掲載されましたが、LWBRR委員会で協議の結果、5馬身差で圧勝した金鯱賞(GⅡ)の評価が見直されて120へと上方修正されました。
2024年1月1日から8月4日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。
なお、同期間における日本調教馬のランキング上位をあわせて発表いたしますのでご覧ください。