IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2024年1月1日から7月7日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング120以上の30頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、宝塚記念(GⅠ)のほか、セントジェームズパレスステークス(G1)、プリンスオブウェールズステークス(G1)などが新たに対象となっています。
ランキング上位3頭はレーティングと共に前回から変動はありませんでした。トップはローレルリバーでレーティングは128、第2位タイはシティオブトロイとレベルスロマンスでレーティングは123です。英ダービー(G1)を制して前回の中間発表でランクインしたシティオブトロイは、続くエクリプスステークス(G1)を圧倒的1番人気に応えて勝利しましたが、レーティングに変更はありません。第4位タイはオーギュストロダンとロサリオンで、レーティングは122です。ディープインパクト産駒の愛調教馬オーギュストロダンは、プリンスオブウェールズステークス(G1)で今季初勝利を挙げ、愛2000ギニー(G1)勝馬のロサリオンは、セントジェームズパレスステークス(G1)をクビ差で勝利し、それぞれ新たにランクインしました。第6位タイはレーティング121の7頭で、前回第4位タイだった5頭にブローザホーンとヘンリーロングフェローの2頭が加わりました。日経新春杯(GⅡ)の勝馬ブローザホーンは、18年ぶりに京都競馬場で行われた宝塚記念(GⅠ)で昨年の皐月賞馬ソールオリエンスに2馬身差をつけて完勝し、初のGⅠタイトルを獲得しました。レーティングについては120で発表していましたが、LWBRR委員会で協議の結果、121での掲載となりました。英愛でG1を7勝したマインディングを母に持つヘンリーロングフェローは、セントジェームズパレスステークス(G1)で2着となり新たにランクインしました。
日本調教馬は4頭が掲載されました。ブローザホーン以外では、前回第9位タイだったダノンデサイル、シャフリヤール、ウシュバテソーロがレーティング120で第13位タイとなっています。
2024年1月1日から7月7日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。
なお、同期間における日本調教馬のランキング上位をあわせて発表いたしますのでご覧ください。