2024年1月1日から5月5日

IFHA（国際競馬統括機関連盟）から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」（LWBRR）が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2024年1月1日から5月5日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング119以上の26頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、日本の皐月賞（GⅠ）のほか、メーカーズマークマイルステークス（G1）、クイーンエリザベスステークス（G1）、英2000ギニー（G1）、ケンタッキーダービー（G1）などが新たに対象となっています。
ランキング上位2頭はレーティングと共に前回から変動はなく、トップはレーティング128でローレルリバー、第2位は123でレベルスロマンスです。第3位タイは121の3頭で、前回第3位タイだったナショナルトレジャーとセニョールバスカドールにノータブルスピーチが加わりました。ノータブルスピーチはデビュー以来オールウェザーのレースを3連勝中でしたが、初の芝のレースにして初のG1挑戦となった英2000ギニー（G1）で2着馬に1馬身1／2差をつけて完勝し、通算成績を4戦4勝としています。第6位タイは120で9頭が並びました。このうちメーカーズマークマイルステークス（G1）を完勝したマスターオブザシーズと、大接戦となったケンタッキーダービー（G1）を制したミスティックダンが新たにランクインしました。また、プライドオブジェニがクイーンエリザベスステークス（G1）を6馬身1／2差で逃げ切り、前回の第20位タイ（レーティングは118）から順位を上げています。
日本調教馬は5頭が掲載されました。前回第5位タイだったシャフリヤールとウシュバテソーロがレーティング120で第6位タイ、前回第11位タイだったプログノーシスに加え、ケンタッキーダービー（G1）で僅差の3着だったフォーエバーヤングと皐月賞（GⅠ）をコースレコードで制したジャスティンミラノが119で第15位タイにランクインしました。
なお、天皇賞（春）（GⅠ）を勝利したテーオーロイヤルのレーティングについては119で発表していましたが、LWBRR委員会で協議の結果、今回の掲載の対象外となっています。

• ロンジンワールドベストレースホースランキング（PDF：98KB）

なお、同期間における日本調教馬のランキング上位をあわせて発表いたしますのでご覧ください。

• JPNサラブレッドランキング（2024年1月1日から5月5日）（PDF：173KB）