レーティング&ランキングワールドサラブレッドランキング

2024年度ロンジンワールドベストレースホースランキング

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2025年1月22日発表

『2024年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)』がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表されました。2024年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、LWBRR委員会において決定されたものです。

レーティング115以上の273頭(実頭数)がランク付けされ、日本調教馬は過去最多となった2023年と同数の56頭が掲載されました。国別では、英国(49頭)、米国(43頭)、オーストラリア(41頭)を上回り、日本調教馬の掲載頭数が初めて第1位となりました。

2024年のランキングトップはシティオブトロイとローレルリバーの2頭で、レーティングは128です。シティオブトロイはシーズンを通して5回出走しG1を3勝する活躍を見せました。9月の中間発表では127でしたが、対象となったインターナショナルステークス(G1)での評価が見直された結果、128に上方修正されてトップタイとなりました。ローレルリバーはドバイワールドカップ(G1)で、前年の覇者ウシュバテソーロに8馬身1/2差をつける圧巻の逃げ切り勝ちで4月の中間発表からトップに立ち、その座を守り切りました。第3位はコックスプレート(G1)を勝ったヴィアシスティーナで127です。日本から参戦したプログノーシスに8馬身差をつける圧勝で高い評価となりました。第4位はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス(G1)を制したゴリアットで126です。8月の中間発表では125でしたが、2着に退けたブルーストッキングがこの後に凱旋門賞(G1)を勝利し、3着のレベルスロマンスがこの年G1を4勝するなどの活躍を見せたことから勝馬の評価が見直され、上方修正されました。第5位タイは125の5頭で、ドウデュース、カランダガン、フィアースネス、ロマンチックウォリアー、シエラレオーネが並んでいます。ドウデュースは強烈な末脚で差し切ったジャパンカップ(GⅠ)でのパフォーマンスが高く評価され日本調教馬のトップとなりました。他4頭の対象レースは、それぞれインターナショナルステークス(G1)2着、トラヴァーズステークス(G1)1着、香港カップ(G1)1着、ブリーダーズカップクラシック(G1)1着です。
ドウデュース以外の日本調教馬は、ジャパンカップ(GⅠ)で2着を同着で分け合ったドゥレッツァとシンエンペラーが123で第11位タイ、ブリーダーズカップターフ(G1)で後方からクビ差の2着まで追い込んだローシャムパークが122で第16位タイ、宝塚記念(GⅠ)を2馬身差で勝ったブローザホーン、ブリーダーズカップクラシック(G1)3着(中間発表の120から121に上方修正)および東京大賞典(GⅠ)勝利が対象のフォーエバーヤング、有馬記念(GⅠ)でハナ差2着のシャフリヤールとマイルチャンピオンシップ(GⅠ)を2馬身1/2差で勝利したソウルラッシュが121で第24位タイ、東京優駿(GⅠ)勝馬のダノンデサイルと金鯱賞(GⅡ)を5馬身差で完勝したプログノーシスが120で第35位タイ、などとなっています。なお、シンエンペラーの123は英ダービー(G1)勝利時のシティオブトロイと並んで、3歳・芝の距離区分「L」におけるトップタイとなっています。

詳細はIFHAホームページ(外部サイトに接続)をご覧ください。

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