IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2022年1月1日から9月11日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング121以上の28頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、パシフィッククラシック(G1)、インターナショナルステークス(G1)、トラヴァーズステークス(G1)などが新たに対象となっています。
ランキングトップはフライトラインで、レーティングは139です。前回第2位だったフライトラインは、パシフィッククラシック(G1)を19馬身1/4差で圧勝し、デビューから5戦5勝、G1は3勝目となりました。レーティング139は、2004年にワールドサラブレッドランキングが創設されて以降、2012年のフランケル(140)に次ぎ、2番目に高い評価となります。また、ダート部門では1996年のシガー(135)を超え、過去最高となっています。第2位はバーイードで、レーティングは135です。前回トップだったバーイードは、インターナショナルステークス(G1)を6馬身1/2差で制し、デビューから10連勝、G1は6勝目となりました。距離延長を克服し、レーティングも前回の128から135へと大きく上げています。第3位はネイチャーストリップで、レーティングは126です。第4位タイはエピセンターとライフイズグッドで、レーティングは125です。新たにランクインしたエピセンターは、ケンタッキーダービー(G1)とプリークネスステークス(G1)ではともに2着でしたが、トラヴァーズステークスを5馬身1/4差で快勝し、3歳馬のトップとなっています。
日本調教馬は1頭が掲載されました。タイトルホルダーが第6位タイ(124)となっています。
以下のPDFファイルで、ロンジンワールドベストホースランキング・日本馬のランキング等がご覧いただけます。
2022年1月1日から9月11日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。