レーティング&ランキングワールドサラブレッドランキング

2022年度ロンジンワールドベストレースホースランキング

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2023年1月18日発表

『2022年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)』がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表されました。2022年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定されたものです。

レーティング115以上の288頭(実頭数)がランク付けされ、日本調教馬は48頭が掲載されました。これは2019年の44頭を上回り、これまでの最高となります。国別では、米国(63頭)、英国(56頭)に次いで第3位となりました。

2022年のランキングトップはフライトラインで、レーティングは140です。対象レースは19馬身1/4差で勝利したパシフィッククラシック(G1)です。9月の中間発表では139でしたが、年末の会議で140に上方修正されました。これは2004年にワールドサラブレッドランキングが創設されて以降、2012年のフランケルと並ぶ最も高い評価となります。また、ダート部門では1996年のシガー(135)を超え、過去最高となっています。フライトラインはこの年メトロポリタンハンデキャップ(G1)、ブリーダーズカップクラシック(G1)にも勝利し、デビューから無傷の6戦6勝、G1は4勝、2着馬につけた着差の合計は71馬身という輝かしい成績で引退しました。第2位はバーイードで、レーティングは135です。対象レースは6馬身1/2差で勝利したインターナショナルステークス(G1)です。バーイードはこのほかロッキンジステークス(G1)、クイーンアンステークス(G1)、サセックスステークス(G1)も制し、デビューから11戦10勝、G1は6勝、唯一負けたのは引退レースとなったチャンピオンステークス(G1)の4着とほぼ完璧な成績でした。第3位タイは有馬記念(GⅠ)を勝ったイクイノックスと、TJスミスステークス(G1)とキングズスタンドステークス(G1)を勝ったネイチャーストリップが126で並んでいます。イクイノックスは日本調教馬のトップかつ世界の3歳馬のトップとなります。第5位タイは、エピセンター、ライフイズグッド、ヴァデニの3頭で、レーティングは125です。対象レースは、トラヴァーズステークス(G1)1着、ホイットニーステークス(G1)1着、凱旋門賞(G1)2着となります。

イクイノックス以外の日本調教馬は、宝塚記念(GⅠ)を勝ったタイトルホルダーが124で第8位タイ、ジャパンカップ(GⅠ)を勝ったヴェラアズールが123で第16位タイ、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)を勝ったセリフォスが122で第22位タイ、ジャパンカップ2着のシャフリヤールが121で第29位タイ、ボルドグフーシュ、ドウデュース、ヒシイグアス、パンサラッサ、ヴェルトライゼンデが120で第44位タイ、などとなっています。

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