IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の中間発表は2020年1月1日から11月8日までに実施された世界の主要レースが対象で、新たにブリーダーズカップの諸競走、チャンピオンステークス(G1)、スプリントクラシック(G1)、ジ・エベレスト、天皇賞(秋)(GⅠ)などが加わりました。レーティング120以上の54頭が掲載されています。
ランキングトップは前回と変わらずガイヤースで、レーティングは130です。今年のLWBRRでは第1回からトップを守っています。前回第6位タイ(124)だったオーセンティックがブリーダーズカップクラシック(G1)を快勝して、パレスピアと並ぶ第2位タイ(126)に順位をあげました。ダートではティズザローに替わってトップとなります。第4位タイ(125)は6頭です。前回第17位タイ(122)だったアデイブはチャンピオンステークスを勝ち、前回第31位タイ(120)だったビヴァークはスプリントクラシックを勝ち、クラシックレジェンドはジ・エベレストを勝って、第4位タイとなりました。ペルシアンキング、ストラディバリウス、ティズザローの3頭のレーティングは前回と変わりません。第10位タイ(124)は、アーモンドアイ、エネイブル、ネイチャーストリップの3頭です。天皇賞(秋)を連覇し国内外の芝のGⅠ8勝目をあげたアーモンドアイですが、今年のレーティングは、ヴィクトリアマイル1着が対象となっています。そのほか新たにランキングに掲載されたのは、天皇賞(秋)2着のフィエールマン(123で第13位タイ)、コックスプレート(G1)を勝ったサードラゴネット、チャンピオンステークス2着のスカレティ(ともに121で第28位タイ)、ブリーダーズカップマイル(G1)を勝ったオーダーオブオーストラリア、ブリーダーズカップターフ(G1)を勝ったタルナワ、クイーンエリザベスⅡ世ステークス(G1)を勝ったザレヴナント(120で第36位タイ)などとなっています。
日本調教馬の掲載は前回から1頭増えて5頭となりました。アーモンドアイとフィエールマン以外では、コントレイルが122で第21位タイに、クロノジェネシスとサートゥルナーリアが120で第36位タイになっています。
以下のPDFファイルで、ロンジンワールドベストホースランキング・日本馬のランキング等がご覧いただけます。
2020年1月1日から11月8日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。