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2010年1月13日発表 『2009年度ワールドサラブレッドランキング(WTR)』がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表されました。昨年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定されたものです。 115ポンド以上333頭(実頭数)の馬がランク付けされましたが、国別では、米国91頭、英国70頭、豪州50頭、仏国31頭に次いで日本は28頭(前年と同数)で、世界第5位となっています。 ワールドチャンピオンは、136ポンドのシーザスターズとなりました。これは愛チャンピオンステークスを勝った時の評価で、距離区分はIとなります。また同馬は凱旋門賞にも勝っており、その時のレーティング131ポンドもLコラムのトップとなります。レーティングが135ポンドを超えたのは1997年のパントレセレブル(137ポンド)以来となります。第2位は、130ポンドでゴルディコヴァです。ジャックルマロワ賞を圧勝した時の評価で、牝馬で130ポンド以上の評価を受けたのは1997年のボスラシャム(131ポンド)以来となります。第3位は129ポンドでリップヴァンウィンクル、第4位タイは128ポンドでフェイムアンドグローリーとなり、牡馬の上位は3歳馬ということになりました。 第4位タイには、128ポンドでアメリカのゼニヤッタがランクインしています。デビューから無敗でブリーダーズカップクラシックを勝ちました。牝馬の優勝は史上初のことです。128ポンドは2008年のザルカヴァと並ぶ評価です。85年ぶりに牝馬によるプリークネスステークス優勝を成し遂げたレイチェルアレクサンドラが127ポンドで第6位です。この評価は、ケンタッキーオークス、マザーグースステークス、ハスケル招待ステークスを勝った時のものです。 日本調教馬は、カンパニー(天皇賞(秋)1着)とドリームジャーニー(有馬記念1着)が122ポンドで第19位タイ、オウケンブルースリ(ジャパンカップ2着)が121ポンドで第33位タイ、ディープスカイ(産経大阪杯2着)とウオッカ(ヴィクトリアマイル1着・安田記念1着)が120ポンドで第43位タイ、などとなっています。